綺麗な眼をした・・・。 | アサクラパンチのブログ

アサクラパンチのブログ

ブログの説明を入力します。

ある時ある家にシーズーが居ました。


そのシーズーは4匹の赤ちゃんを産みました。


可愛い赤ちゃん、とても元気に母親のお乳を飲み


順調に育っていました。


生まれて何日か過ぎて徐々に目が開き、


そして見える様に・・・。


4匹も兄弟が居ると、お母さんのお乳だけでは足りません。


4匹代わり番子にミルクを飲ませて貰います。


ある時、ミルク待ちをしていた1匹の赤ちゃんに


違和感を感じた人がいました。


他の人には感じない様でしたが、その人だけが・・・。


徐々に大きく成った赤ちゃん達は、


無邪気にじゃれ合い楽しそうにしていました。


みんな行き先が決まっていた、子供達。


時が来て、生まれた家からの旅立ちです。


みんなバラバラな行き先だけど、


幸せに成って欲しいと願いながらの旅立ち。


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


旅立ってから数か月が経ったある日、


1本の電話が、かかってきました。


それは、子犬が旅立った先の飼い主さんからです。


新しい飼い主さんは、子犬を飼ってから数か月して


子犬の異変に気付いた様です。


その子犬の異変は・・・。


目が見えない。


お医者さんで調べてもらった結果、


生まれた時から見えていなかったとの事、


そしてこれから先も、見える事が無いとの事でした。


飼い主さんは、目の見えないワンちゃんは飼えないとの事で


生まれた家に帰って来たワンちゃん。


その眼はビー玉の様にとても綺麗で美しかった。


こんな奇麗な眼をしているのに、見えないなんて・・・。


一番最初に違和感を感じた人が、


心の底から『ごめんね』と呟きました。


戻って来たワンちゃんは、他のワンちゃんとは一緒にはできません。


何時も目の届く処に、置く事に。


目が見えないので、行動範囲は余り広くはありませんが


自由に行動できる様に、出来るだけの事はしました。


ほとんど吠える事も無く、でも目が見えない代わりに


とても耳と鼻が利く様でした。


家族みんなの事が解り、みんなから愛されていました。


メロンが好きで、膝の上が好きで、手で触れられる事が好きなワンちゃん。


そして何年も月日が過ぎて、ある時に突然やってきました。


元々食が少ないワンちゃんでしたが、一段と少なく成りました。


夏の暑い盛りなので、他のワンちゃん達も少なく成っていました。


それでも違和感を感じたので、お医者さんに診て貰いに行きました。


診察の結果は・・・。


余り吠えないワンちゃん、痛がる素振りも、鳴く事も無く、


もっと早くに気付いてあげれば、。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


大好きなメロンも、徐々に食べられなく成り、


スポーツドリンクだけに・・・。


それすらも飲めなく成って行く姿を、見ているしか出来ない私。


悲しさより悔しさで一杯に成る心。


日に日に動く事もしなく成り、


最後は眠る様に・・・。


最後まで苦しい声をあげる事無く・・・。


私達の心に何時までも残る大事な家族『レディア』


この名前が彼女の名前。


そしてレディアの血はパンチさんにも流れています。


レディアはパンチさんのおばあちゃんの子供。


だからレディアの分まで、大事にしたい宝です。


『世界一綺麗で美しかった眼のレディア』へ


召使兼メイド。