母との面会があって、少しして少年は先生の所に行き
ワンちゃんの訓練のカリキュラムに、参加する事を伝えました。
その時に先生は、少年に向かって
「命を預かるのよ」と真剣な顔で少年に話しました。
言われた少年はあまりその意味が理解出来ていない様でした。
先生は少年の為に、見た感じ保健所の様なワンちゃんが沢山いる
施設で、何匹かのワンちゃんをビデオで撮影してきました。
少年はそのビデオを見ながら、ある1匹のワンちゃんに注目しました。
そのワンちゃんは、
「ただ体が大きく成ってしまったとの理由で、捨てられた
ワンちゃんでした。」
こんな理由のあるワンちゃんなので、人になつきません。
どこか少年に似ている様なワンちゃん。
少年はこのワンちゃんの事情など知りません。
でも少年はこのワンちゃんを選びました。
選ばれたワンちゃんは、少年の居る施設にやって来ました。
このカリキュラムを選ぶと、今までと違うワンちゃん中心の
生活に変わります。
ワンちゃん中心の生活の中で勉強のしていきます。
少年とワンちゃんの初めての対面。
少年は軽い気持ちで手を差し出そうとした瞬間、
ワンちゃんは敵意の様な吠え方で、少年を威嚇しました。
驚く少年、事情も知らないので当然です。
それでも少年は、ワンちゃんの世話をして行かなければいけません。
次の日からカリキュラムがスタートです。
少年は朝ワンちゃんのご飯を作り、ワンちゃんの居る所へ。
犬小屋?ケージ?の中に居るワンちゃん、その入り口を開けて
ご飯を置いた少年、何時までも食べ様としないワンちゃん。
終いには怒鳴りながら怒りだす少年、それでもワンちゃんは
ご飯を食べ様としない。
少年は捨て台詞を言って、ワンちゃんの元から離れて行きました。
次の日も同じ様にご飯作り、同じ様に置いても食べません。
少年は怒りながら、「食べないと死んじゃうんだぞ」とワンちゃんに
言いました。このまま食べないと死んでしまうワンちゃん。
その時初めて、先生に言われた言葉。
「命を預かる」の言葉が、頭の中を駆け巡りました。
「死なせてはいけない」そんな思いが少年の中で・・・。
必死に食べさせようとする少年。
その姿を見ていた先生が、アドバイスしました。
「ケージから離れた場所に、ご飯を置く様に。」
少年は言われた通り、離れた場所にご飯を置き、見守って居ると
少ししてワンちゃんがケージから出て、ご飯の在る場所へ・・・。
そして食べ始めました。大喜びする少年。
この様にして毎日少しづつ、ご飯をケージに近づけていきました。
そしてもう1つ、少年とワンちゃんが上手く行かなかった時
少年は、ワンちゃんに向かって名前を呼ぶ事をしていませんでした。
「おい」・「おまえ」など決して名前を呼びませんでした。
先生はその事にもふれて、「なぜ名前を呼んであげないの」と
少年に話していました。
ワンちゃんがゲージから出る時に、初めて名前を呼び、
食べた喜びの時にも、ワンちゃんの事を名前で呼びながら喜んでいました
ここまでが、少年とワンちゃんとの初めての運命の出会いです。
これから少年とワンちゃんそしてもう1人の運命の出会いへと
続きます。
それでは、放送時間がいっぱいに成りました。
(野球中継じゃ無いだろ~とお怒りのみなさんすみません。)
それでは、この続きは次回に・・・・・。m(_ _ )m