本日はいいね欄
開けております。
単に気まぐれなだけです。
ソラには何の関係も
ありません(^_-)-☆    



  岐阜の馬籠宿は長野県との
  県境に在るため且つては長野県と
  岐阜県との間にはけっこうな
  論争バトルがありました。

  この風情ある宿場と言えば、
  作家の島崎藤村の生まれた地。

  彼の代表的な小説である
  「破戒」やら「夜明け前」なんぞに
  興味はまったくないけれど、
  


   馬籠宿の石畳の坂道を
   振り返る愛犬の後ろ姿を
   眺めますと、
   不思議な郷愁感を覚え、
   藤村の名詞である
   「椰子の実」の旋律が
   心の奥に流れて来ます。

   訪れたのは日本中が
   ハロウィンのピーク時でした。

   


   藤村の故郷はこうした
   山あいの村であったにも
   関わらず何故浜辺の歌の
   名作に辿り着いたのかは
   学生時代からの疑問でしたが

   後になって親交のあった
   民俗学者の柳田国男から
   着想をもらい受けたものと
   分かって頷けました。

   椰子の実?
   君(柳田国男)!
   それ僕がもらったからねって…

   渥美半島で療養中の柳田との
   談笑中の話でしょうね。
   実際椰子の実は恋路が濱に
   着いたのであって、
   沖縄から東京に流れ着くという
   NHKの朝ドラマちむどんどんの
   扱い方はでたらめなまでの
   こじつけであって、まるで
   椰子の実の国民唱歌が
   沖縄民謡だと子供達に
   嘘を刷り込むような下劣ぶり。
   
   視聴率が歴代最低だったのは
   大いに納得いたしました。

   本来であれば
   遠き島より日本の海岸に
   流れ着く椰子の実ならば
   沖縄や鹿児島辺りからの
   椰子の実なんて
   イメージする人はあまりいまい。

   遠き外国のハワイ沖辺りからと
   普通なら想像するでしょう。

   私は少年時代からそう
   イメージをしてました。


    その方が遠大にして、
    「椰子の実」のそも波に幾月は
    椰子の実自身の故郷を想う
    つのる気持ちを表現できます。

    まさに「椰子の実」は外国に
    身を置いて祖国日本を想う
    藤村の心象そのものを
    描いた作品だと言えるのです。

(昭和11年東海林太郎の歌唱より)
 女性ソプラノの甲高い歌声とは
 ひと味違ってしみじみいたします。 
↓ ↓ ↓
椰子の実の現代語訳
(画像はお借りしました)



    椰子の実=島崎藤村

    そう仮定することで
    この名曲は遠き外国から
    日本への郷愁を届ける
    在外日本人の人々の
    心を打つ愛歌となっている
    こともなるほどと思える
    感慨深い曲となって
    今に至っています。

    


  



   ソラちゃんのふるさとは岐阜。

   その岐阜の良さを知る旅も
   また日本に生まれてつくづく
   良かったなあと再認識いたす
   一つの旅でもあります。

   馬籠宿はワンコにも
   優しい散策コースや
   お茶お食事処があります。
   
   次回に少し触れますね。

   


    お腹が空いたでしゅママあ❗


    こんな表情を見せられる
    毎日でございます。カワイイ!

    でもこれは……
    お耳の中を洗浄した
    直後の表情でございます。

    お耳にお水が……
    違和感ありでしゅ❗

    お耳の中の清潔さを保つのは
    犬には大切な日課なのです。

    では皆様、
    ごきげんよう!