「銭湯」の思い出 | 誰かのために生きる日々

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82歳お婆ちゃん奮闘記です

今月から始まった朝ドラ「ブギウギ」がなかなか面白い。特に親しみを覚えたのは「銭湯」という懐かしい響きです。

 

自宅にはお風呂がなかった。あの頃自宅にお風呂がある家はお金持ちの家だけでした。ほとんどの家では「銭湯」通いでした。

 

寒い凍り付くような真冬でも「銭湯」通いが普通でした。皆人前で素っ裸になるのも当たり前。裸と裸の付き合いです。そこから人情が生まれる。良い時代だったなあ~。

 

ただ娘になってから番台におじさんが座っているのは厭だったなあ・・おじさんは女性の裸を毎日見ている。慣れっこでしょうが男子湯と女性湯の間にある番台に座っている。いつもおじさんだった。今では考えられない。考えようでは軽犯罪だよね。

 

嫁いできた100年住宅の農家のお風呂は土間にあった。隙間だらけの広い土間の一角にあったので寒くて良く風邪をひかなかったと思うくらい。五右衛門風呂です。

 

長男がまだ幼い時実家に連れて行った。銭湯へ連れて行ったところ、長男は広いお風呂が怖くて入れず泣きわめきとうとうお湯を体にかけるだけでした。初めて見る湯気がもうもうと立ち込めている大きな湯舟。子供も何か感じたのかな。

 

きっとブロ友さんで銭湯通いをされた方は少ないと思います。今のように旅先で入る温泉と同じ感じですが入っている人はご近所同士。お風呂の中で世間話。賑やかでした。背中の流し合い。

 

洗髪をしたときは10円余分に払わなければいけない・自己申告です。番台のおじさんは洗ったかどうかを見ている。冬は髪の毛が家に帰るまでに凍ってしまう。

 

今回のドラマでは番台にはお母さんですね。なかなかきれいな女優さんですね。あの頃を思い出しながらこれから半年間楽しみが増えました。

 

いつもお寄り頂いて感謝です。運動続いていますよ。よく眠れます。