R6年8月15日(木) 晴れ

「8月15日」・・は日本人にとって特別な日。

あの忌まわしき太平洋戦争が終戦となって79年が経過しました。

 

当時、「世界最強」「浮沈艦」「世界最大の無敵艦」と言われた戦艦大和は、大和型戦艦の1番艦。(2番は武蔵)

まだ空母の時代ではない1941年(昭和16年)に就役。1942年(昭和17年)には連合艦隊の旗艦となります。

史上最大の排水量に史上最大の46cm主砲3基9門を備え、防御面でも、指揮系統の集中する重要区画では対46cm砲防御を施した優れた戦艦でした。(ちなみに・・46cm主砲の搭載は最高軍事機密)

またバルバスバウは走行中に波を作り、艦首の造波抵抗を押さえ、速度のアップや燃費節約を行う等、走行技術も世界最高レベル。

全長263m 幅38.9m 排水量72,809トン(満載時) 最高27・48ノット=50・8km 153,553馬力 乗員2,500名(最終時は3,332名) でしたが、戦艦大和は他の戦艦と比べて、長さが短く、幅の広い戦艦だったそうです。多少走行速度は落ちても、防御力や安定性を重視したあたり、流石は「浮沈艦」だと言えます。

そんな戦艦大和だけに、内部の造りも最高レベル。

食事は洋食・麺類・和食と様々。船内にはラムネ工場まで備えられていました。

今回のラムネは、この戦艦大和で作られていた技法を再現したもの・・らしいです。

 

実家の父親は、昭和12年生まれですので、8歳の時に終戦となりました。

それだけに戦艦大和や零戦に対する思い入れは強く、よく雑誌や専門書を買ってきては読み漁っていました。

戦後79年・・。戦争を知る人も少なくなってきました。

このラムネは父親にプレゼントします。

 

戦艦大和の艦内にはラムネ工場までが作られていました。

こちらは同じ製法を再現したラムネです。

 

創業=大正14年。

ビー玉による詰栓が懐かしいです。

押して抜け落ちたビー玉は、この「くぼみ」に引っ掛けて飲みます。

 

戦後79年を迎えました。

世界には最低でも核兵器が12,000発はあるとされ、北朝鮮を始め、勝手に核開発を行う国が後を絶ちません。

岸田総理は何かにつれ「世界唯一の被爆国である日本が、世界平和の先駆けとなり・・」と語っています。

ただ、言っている事は正しいのですが、世界の動きとは逆行しているのも確か。

平和の有難さを知らない国々は、常に好戦的な態度でのぞんできます。

日本人は「平和ぼけ」と言われますが、それは逆に言えば「幸せ」でもあります。

でもウクライナに対するロシアの侵略をみても、核の保有が「ある・ない」では大違い。

次の首相は日本の未来をどのように指揮してくれるのでしょう?

世界は緊迫状態にあります。

もう考えている時間はないのですが・・。