R6年6月26日(水) 小雨

AM4:00、自宅の倉庫裏で飼育している「ヤゴの池」から、ついにコシボソヤンマが羽化していました。

毎年、何種かのヤゴを捕ってきて、倉庫裏で飼育していますが、必ず羽化には順番があります。

一番早いのが「シオカラトンボ」で5月初旬~

二番目に早いのが「コヤマトンボ」で5月中旬~

その後、「コオニヤンマ」「ギンヤンマ」

6月初旬、ラストは「コシボソヤンマ」・・。

もちろん、羽化には差がありますので、早い個体もいれば、遅い個体もいますので一概には言い切れませんが、例年と比較しても、だいたいこんな順番に羽化していく事がわかりました。

この池には、あと数匹のコシボソヤンマのヤゴがいますので、これから毎日のように羽化すると思います。

夜間羽化するタイプですから、ウナギ漁の為に早起きしている今しか見る事ができません。

楽しみになってきました。

 

AM4:00

自宅裏の「ヤゴの池」では、コシボソヤンマが羽化していました。

 

まだ翅が開いていません。

体も翅も、まだ伸びきる前です。

っという事は、羽化開始はAM3:00頃と思われます。

 

夜明けはAM4:45です。

その頃には、体も翅も伸びきり、翅が開いて待機。

陽日を受けたら、飛び立っていきます。

 

しかし・・生き物って凄い本能ですね。

羽化して日の出まで、まるで計算したかの動きです。

 

羽化したトンボは、よく観察します。

その理由は・・ヤゴの時の餌食い状態を調べる為。

ヤゴの時、沢山の餌を食べた個体は、体つきが太くて頑丈。

栄養失調のヤゴが羽化した場合は、細くて弱弱しいトンボとなります。

このヤゴは、よく餌を食べたいたいです(笑)

 

今からウナギ捕りに行きますので、残念ながらこのコシボソヤンマとは、ここでお別れです。

元気に飛んで行くと思います。