R6年6月22日(土) 小雨

昨夜の大雨はおさまりましたが、愛媛県松山市は小雨が降ったりやんだりと、いかにも梅雨らしい天気が続いています。

早朝4:00、倉庫の裏にある「ヤゴの池」を覗くと、ギンヤンマがとまっていました。

既に羽化は終わっており、翅が開いています。

夜明けの陽日を感じると、飛び立っていくだけ。

ギンヤンマは天敵の少ない夜間に羽化をするので、羽化の場面を見るには深夜2:30~3:00頃、様子を見に行く必要があり、流石に毎回・・とはいきません。

残念ながら今回も見逃してしまいました(涙)

 

今年の「ヤゴの池」も順調です。

早朝4:00、既に翅が開き夜明けを待つ「ギンヤンマ」がいました。

 

登り木が細い為、ヤゴ殻の固定が斜めになっています。

ここでしっかり固定できないと、強風等により、羽化途中、落下して命を終える事もあります。

特に自然界では、水辺の草を登る事が多く、落下危険度が増すように思います。

(餌捕りに行くと、落下した死体を見かけます)

 

ギンヤンマのオス・メスの区別は、胴体の下が「水色っぽい」か「黄緑っぽい」かで見分けます。

このギンヤンマは「オス」のようです。

 

ギンヤンマの飛行速度は70km超と言われ、昆虫界最速とも言われます。

目的地についても、直ぐにひっくりかえしてくる事を「どんぼかえり」と言いますが、語源にはギンヤンマが関わっているそうです。

 

子供の頃からトンボ好きで、どちらかと言えば、カブトムシやクワガタよりも、トンボや水生昆虫の方が好きでした。

そのトンボ好きになったきっかけが、ギンヤンマでした。

名前の通り、何とも言えないきれいな色。

ピカピカに光っているようなボディ。

溜め池の上あたりを飛んでいますが、滅多にとまらないので眺めるだけ・・というあたりも神秘的。

夏休みとなると、図鑑を眺めていたものです(苦笑)

 

AM7:00~すでに飛び去っていました。

無事羽化できて良かったです(笑)

50歳半ばとなりましたが、昭和40年代末~少年期のまま、トンボの観察を楽しんでいます。

11歳娘にも、昆虫の生態を教えたいのですが、全く興味なし!!

当然ながら嫁さんも無視。

寂しいもんです・・。