R6年6月13日(木) 晴れ
暗闇の中に、幻想的な光がついたり・・消えたり・・。
これ、私宅の庭の片隅の出来事。
毎年、実に数匹のホタルが羽化して、何とも懐かしい光を楽しませてくれます。
何故、ホタルがいるのかと言いますと、自宅横の畑には山水をひいており、昔ながらの土溝が残っており、カワニナをはじめとするホタルの成長に必要なものが揃っているからです。
この畑の所有者さん、無農薬に拘っておられるのも、ホタルが生き残った理由かもしれません。
そのホタルが飛んできては庭に降り、ピカリ・・ピカリ・・。
でも見る限り、いるのは一匹だけ。
隣の畑周辺には数匹いる事を確認しましたが、こんな状態で、来年も幻想的な光を楽しませてくれるのでしょうか??
昼間の庭。
夜、暗闇の中に、ホタルがいました。
確認できたのは、この一匹だけです。
人の気配を感じたのか?
奥に・・奥に・・逃げていきます。
ちなみに、日本には大きな「ゲンジボタル」と小さな「へイケボタル」がいます。
きれいな清流にいるゲンジに対し、田んぼ周辺にいるヘイケ。
たぶん、このホタルはヘイケだと思います。
ピカピカと早く点灯するのがオス。
ピーカ、ピーカと点灯するのがメス。
このホタルはメスだと思われます。
成虫の寿命は約10日と言われ、この間に交尾を行います。
成虫になると水しか飲みません。
本来は光を合図に、交尾相手を探すのですが、こんなに少ないと相手が見つかるのか?
たとえ数匹であっても、来年も懐かしく幻想的な光を楽しませてほしいものです。