R6年6月1日(土) 晴れ
今日は嫁さんの両親と姉を招待して、ウナギを焼きました。
清流で捕ってきた13匹のウナギ。
中には1キロを超える大物もおり、焼きごたえありそうです(笑)
焼くのは義父と決まっており、サポートは義姉と私が行います。
炭を起こして、火力が安定するタイミングで、まずは骨と頭を焼きます。
我が家では、市販のタレに手を加えた後、焼いた骨を加えて煮込み直し、特製のタレを作っています。
そうするうちに火力が落ち着いてきたら、焼きの開始。
一度には焼けない為、まずはあの1キロウナギから白焼きに・・。
串を持つだけで重さをかんじるデカさ。
大きなバーベキューコンロは、たった一匹のウナギによって、いっぱいになりました(喜)
皮から焼いて・・はウナギ焼きの鉄則。
ウナギのヌルメは蛋白質からできており、焼くと消えてしまうのですが、白焼きの段階で中途半端にしてタレを塗ると、生臭い蒲焼になってしまうので注意が必要。
何とか無事、大ウナギを白焼きにした後は、同じく1匹=600g近い大ウナギを2匹焼き、後は手際よく残りのウナギも白焼きにして、第一段階は終了しました。
次はタレを塗っての三度焼きを開始します。
大皿を数枚用意して、何度焼いた串なのかわかるように工夫。
最後の方では、皆疲れてきて「まだあるの?」・・っといった状態でしたが、何とか無事に焼き終えました。
そして・・その味は・・めちゃ旨いです。
よく大きいウナギは「大味」「骨がましい」「身か固い」とか言う人がいますが、それはたぶん、成長したウナギが銀化したものを食べたのではないか?と思われます。
銀化していない大きなウナギは、肉厚でホクホク柔らかく、「こんな蒲焼、食べた事ない!」と言いたくなる旨さです。
とても食べきれないので、いつも野菜や果物を頂く御近所さん三軒にもお裾分け。
残りは我が家分をとった後、義両親、義弟一家(5人)、姉方(3人)が持ち帰りました。
へとへとになる程のウナギ焼きでしたが、無事、終了して安堵しています。
皆が喜んでくれたので、苦労したかいがありました(喜)
自宅の裏にある、バーベキュー用の庭。
無風の為、焼きには最適な日。
ただ晴天かつ気温が高め。
高齢の義父が疲れないよう、パラソルや椅子、飲み物を用意しました。
まずは骨と頭を焼きます。
骨は出汁に使います。
頭ですが、けっこう身がついており、ウナギ大好きの皆からの評価が高い部位です。
しっかり火を通したいので、火力の強い、焼き始めに決めています。
かなりの大皿ですが、あのキロ・ウナギ1匹でいっぱいに。
まずは。こちらから焼いていきます。
この身の太さ!これ、清流で捕れた天然ウナギです。
まずは皮から焼き始め・・。
しっかり火を通します。
蒲焼は「白焼き」で味が決まりますので、焼き加減には注意します。
しかし・・身が太い為、今回は慣れている義父でして、ちょっと?苦戦しています。
ウナギは焼くと少し縮みます。
結果・・こんなぶ厚い蒲焼に!!
こんな蒲焼、見たことありません(驚)
尾の方も、無事焼けました。
ウナギの脂でジュージュー・・焼き音が聞こえます。
皮がしっかり焼けたら・・
どの部位とっても、身がぶ厚いです。
ウナギはまだまだいます。
これからは、ひたすら焼いていきます。
焼いて・・焼いて・・
更に焼いて・・焼いて・・ 白焼きが終わる頃には、全員疲れが見え始めました。
大量の白焼きが、大皿何枚にも・・。
一度には焼けないので、一番初めの大ウナギから、タレ焼きを開始しました。
鉄串を使うと、身と皮の隙間に熱が伝わり、ホクホクとしたウナギ焼きができます。
厚さ1.5cmをも上回る?恐るべしな太さの「蒲焼」が焼けました。
三度塗りを行い、しっかりと味付けしました。
一枚目の大皿が焼きあがりました。
二枚目、三枚目の大皿も、無事焼き終えました。
時間がかかりましたが、何とか13匹のウナギを焼きました。
あとは食べるだけです。
大ウナギは義父、義母、義姉、11歳娘が食べましたが、あまりの旨さに脱帽・・との賛辞(喜)
普段は小食の娘、ウナギは別格だと話ながら、おかわりを連発。
沢山余ったので、三家庭で分け合った後、野菜や果物をよく頂く御近所三軒にも届けました。
しかし・・慣れているとは言え、義父が焼く方が、ふっくらと癖なく焼きあがります。
義父が「ウド」をもってきたので・・
嫁さんと、義母が天ぷらに・・。
このウドの天ぷら、毎度の事ながら、心が清くなる思いです。
「山の力」「自然の味」が凝縮されています。
今日はウナギがメインなので、ハモ天ぷらは中止。
かわりにテッポウ(ネコザメ)を使いましたが、ウナギに負けない弾力と旨さ。好評でした。