R6年5月24日(金) 晴れ

知り合いの漁師さんから、まるまるに太った「赤ナマコ」を頂きました。

生きていますので、手製の海水に入れ、ブクブクで酸素供給。

内臓を吐き出しますので、その度にネットですくって汚れをとり、後はいつ食すかを待つばかりです。

 

=おさかな図鑑 参照=

まなまこは、ウニやヒトデと親戚で体側にトゲ(イボ状の突起物)があります。なまこの種類は500種以上にものぼりますが、食用になるのは北海道から九州までの日本各地の沿岸に住んでいるまなまこを始め、数種類だけです。なまこは、敵に襲われた時、白いネバネバとした糸を吐きかけることで身を守ります。また、敵がしつこい時は なんと自分の内臓を吐出して、敵の攻撃をかわします。このとき失った内臓は、2~3ヶ月程で再生されます。なまこはとても生命力の強い生きものです。

赤なまこ(赤みを帯びたもの)も青なまこ(うすい緑又は青みを帯びたもの)も、まなまこです。一般に赤なまこは岩礁地帯に、青なまこは泥質の所に住んでおり、食べものや住む場所のちがいがあります。身は、赤なまこは硬く、青なまこは軟らかいという特徴があります。

 

上記の通り、「赤ナマコ」と「青ナマコ」は棲む場所の違いもあり、食感もかわります。

愛媛県では「赤ナマコ」は珍重され、「青ナマコ」は不味いと言われて敬遠されています。

しかし関東方面では逆。青ナマコが喜ばれるようです。

その辺は、地域柄の問題ですね(笑)

どちらも美味しい・・で良いと思います。

 

近年では「黒ナマコ」も食用として見直されています。

見た目をよくして、上手く味付けをして・・商品化されているようです。

 

深海の中でも生きる生命力。

原始的な姿に内臓の器官。

「ナマコを初めて食べた人は、かなり勇気ある人」なんて言われます(笑)

 

=食べ方=

1、なまこは、頭と尻を切り落とし、縦に割く腸を取り出し、流水で砂など綺麗に洗う。

2、ポン酢だれの材料を混ぜておき、冷蔵庫で冷やしておく。

3、鍋に600ccほどの湯を沸かし、沸騰したら火を弱め番茶小さじ1入れる。
  そこになまこを入れ8~10秒で取り出し、氷水に入れて締める。

4、これをする事により、生臭さが消える。氷絞めしたなまこを薄くスライスして、ポン酢だれの中に散らしすだちを乗せ完成。

~楽天レシピ参照~

コリコリとした食感触を楽しみながら、日本酒をぐいっといきたいです(笑)

私は赤ナマコが大好きなので、ダイコンをすり、ポン酢と合わせて食べたりします。

(嫁や11歳娘は気持ちが悪いといって食べません・・)

 

水程度の塩水は、水1リットルに対して塩30グラム。計量スプーンでは大さじ2杯程度。

10リットル作りますので、かなりの塩を必要とします。

 

特に問題なさそうです。

 

大量の内臓を吐き出しました。

こうする事で身を小さくして防御すると言われています。

ナマコの内臓は「このわた」です。

珍味と言われていますが、私は食した事がありません。