R6年5月9日(木) 曇

愛媛県松山市の隣町「松前町」の名産は「はだか麦」です。

例年、田植え前に刈り取り出荷。

麦味噌の原料としても知られるはだか麦は、愛媛が(2023年産)全国のおよそ3割のシェアを占め、37年連続で生産量日本一になっています。

中近東原産であり、日本には縄文時代後期から弥生時代に伝来しました。穂の形状によって、「六条大麦」と「二条大麦」に分かれます。脱穀すると簡単に殻が取れることから、はだか麦と言われます。ぷりっとした食感が特長。

玄米に比べ、糖質、カルシウムを多く含みます。 

はだか麦の機能性成分の中で最も主要な成分は食物繊維で、白米の15倍以上と言われています。

この時期、小麦色に実った「はだか麦」を見ると、初夏の訪れを感じます。

 

愛媛県=「みかん」のイメージが強いと思いますが、「はだか麦」の生産も日本一。

 

今年も上手く育ちました。

日本政府は「円安の中、高い外国産を輸入しなくても、日本国内には農地が余っている」と発想転換。

でも現実は厳しく、農業で生計を立て生活しようとする若者は殆どおらず・・。

ならば外国人に・・との意見もあるようですが、そういった安易な発想は止めて頂きたいものです。