R6年5月9日(木) 晴れ
今から約35年前のバブル全盛期(1989年頃)、大阪の大学生だった頃、寮で一緒だった静岡の友人が「地元を舞台にした面白い漫画が流行っているから読んでみてくれ」と持ってきたのが、漫画ちびまる子ちゃん5巻でした。
少女漫画だし、何となく・・ってな感じで読んでみたら、その面白さにびっくり!
他の巻も読みたいと、近所の本屋を巡るも売り切れ続出で、中々入手できなかった思い出があります。
その後、TV放送が開始されるや、全国的に「ちびまる子ちゃんブーム」が巻き起こり、今に至ります。
そんな「ちびまる子ちゃん」もネタ切れや、原作者である「さくらももこさん」の多忙もあり、14巻をもって終了・・と聞いていたのですが、その後も続いていたらしく、18巻まで発売されていた事を知ったのは最近です。
松山市にある古本屋さん5店舗に問い合わせるも、「ちびまる子ちゃんは古い漫画なので、現在は置いておりません」との事。
そんな中、地元の本屋さんで、18巻を発見して購入しました。
この18巻ですが、実は「幻の巻」として有名。
その理由は・・原作者の「さくらももこさん」は既に他界されており、さくらさんがテレビアニメ用に書き下ろしていた脚本を、アシスタントとしてさくらプロダクションで長年さくらさんを支えた小萩ぼたんさんが作画 。
「自分で書いた脚本を漫画で残したいと少しずつ描き始めていたさくらの遺志を引き継ぎ、新たな形で皆様にお届けしたい 」というさくらプロダクションと、「さくら氏が遺した作品を漫画にしたい」という集英社りぼん編集部の強い思いで誕生しました。
18巻に収録されるのは、「天女のはごろも伝説の巻」「ハロウィンパーティーをやろうの巻」など、完全新作7編です。
2018年12 月発売のコミックス17巻で一度完結した、さくらももこさんの大ヒット漫画 『ちびまる子ちゃん』。
4 年の歳月を経て 、続巻の 18 巻の発売が決まりました。
どこか懐かしく・・どこか寂しく・・。
そんな感じがします。
「ちびまる子ちゃん」が出てくるまでは、こういったファミリー漫画は「サザエさん」の一人勝ち。
当時は新ジャンルとして評価を得ていました。
18巻だけは、ロゴ字体が違います。
流石・・です。
「さくらももこさん」としては最後の巻となった17巻と比較。
これで本当の終わり?かと思うと、なんだか寂しいです。
なんせ、大学生の頃から愛読してきましたので。
あと手元にない巻は、15巻・16巻です。
この際なので、本屋さんに注文しておきました。
届くのが楽しみです。