R6年3月30日(土) 晴れ

近年、愛媛県松山市はラーメン店と並んで、ハンバーガー激戦区となりつつあります。

地元のみ販売の特性バーガーもあれば、有名全国チェーンまで多数の店がひきめきあっていますが、人口51万人の地方都市だけに、生き残りは容易な事ではありません。

そんな中、今、人気上位にあるのが、淡路島バーガーです。

値段は大手全国チェーン比で、だいたい2~4倍と高額ですが、たまに食べる程度のハンバーガー好きなら、少々値がしても食べたくなる一品が多数あります。

しかし・・こういったファーストフード、本当に美味しくなりました。

私が大阪の大学生だったバブル最盛期に発売された、有名料理漫画「美味しんぼ」9巻(1987年=昭和62年発売)を読めば、当時のハンバーガーの扱いがわかります。

海原雄山が主宰する「美食俱楽部」の一流料理人=宇田は、万人に美味しいものを食べてほしいと辞表を出し、独自でハンバーガー店を開業します。

ところが・・最高のパン、最高の肉で作るハンバーガーが流行りません。

そこで主人公の山岡が関わり人気のハンバーガーチェーンの味を分析。「パサパサしている」と率直な感想。

でも流行っています。「何故だ?肉も野菜も最高。こんな贅沢なハンバーグはないのに」と嘆く宇田。

結局は肉の味をキャッチできるパンでなかった事がわかり、パンと肉の相性を良くしたら大繁盛してハッピーエンドとなるのですが、この話が描かれた1987年(昭和62年)頃のハンバーガーは、正直こんなものでした。

海原雄山は話の中で、「ゲスな食べ物」「子供騙しの食い物」と言い切っていますし。

あれから37年が経過・・。

究極のハンバーガーが全国各地で食べられる時代がきました。

もう「ゲス」でも「子供騙し」でもなく、本格派の一品ですね (笑)

 

見るからに旨そうな、淡路島バーガー。

 

種類も豊富。

高いものだと、1個で2000円。

親子3人だと、6000円。

外国ならいざ知らず、日本の場合、高額な食べ物と言えます。

それでも売れる!

今やハンバーガーは立派な料理ですね。

 

11歳娘はチーズ好きなので、2種のチーズバーガーを注文しました。

 

中身はこんな感じ。

高級感を感じます(笑)