R5年11月2日(木) 晴れ

50歳中頃になって、こんな不摂生はやめるべきなのですが、夜間TVや映画(最近はYouTube三昧です)を見る時のつまみとして、スナック菓子を食しています。

まあ、毎日というわけではなく、一週間に1~2回程度ではありますが・・。

今日、帰宅時にスーパーに立ち寄ると、大豊製菓工業さんのスナック菓子「なつかしカレー味 ひねり揚げ」を発見。

昭和レトロ人間の私だけに、そのロゴ字体や絵柄に魅かれて購入させて頂きました。

 

私が小学生だった昭和50年初期当時、まだ「おかっぱ頭」またはそれに近い髪型の子がけっこういましたが、特にヘンという印象はなく、ごく自然の髪型だったように思います。

ちょうど「ちびまる子ちゃん」の作者と同じくらいの歳。主人公の「まる子」も、幼稚園時代は ”おかっぱ頭” ですね(笑)

時は流れ・・昭和50年中期、私が通った中学校では「男は坊主頭、女は肩迄の長さ」という、今考えれば戦前教育を押し付けたような校則がありましたが、嫌がる子など完全無視の大人によって、結局は全員が従う事に・・。

今の時代では考えられない理不尽な事が、漠然と行われていました。

まあ、それらも含めて「昭和文化」というものだと思っています(苦笑)

 

そして給食の人気定番と言えば「カレーライス」です。

当時の子供たちにとって、いかにカレーが身近な存在だったのか・・??

給食に限らず「お誕生会」や「地区のイベント」等においても、珍しさのない定番メニューながら一番人気。

たまに嫌がる子はいましたが、大抵の子は普通に喜んでいました(笑)

 

そんな昭和当時の姿絵が、何とも懐かしく感じます。

でも・・当時を知る人も高齢化してきました。

1969年(60年代最後)は昭和44年にあたります。

現在の年齢だと53~54歳です。

「おかっぱ頭に割烹着」の絵柄が当てはまる世代は、昭和30年代後半~昭和50年初期まで。

今の年齢だと55歳以上が対象となります。

 

「おかっぱ頭に割烹着の帽子」姿。

写真のカレーは専門店のカレーではなく、一般家庭で作るカレー。

そして「思ひ出の給食」「なつかしカレー味」の字体やロゴ。

昭和レトロ大好き人間の私だけに、「購入しなければ・・」との意味不明観念が働きました(苦笑)

 

男の子が坊主頭・・女の子がおかっぱ頭・・

長寿アニメの「サザエさん」における「カツオやワカメ」に、その面影が残ります。

では何故にその頭だったのか・・。

手軽で動きやすく、手っ取り早い髪型であった事や時代背景もありますが、一番の理由は「衛生面」だと言われています。

特に戦時中は頭に「シラミ」「ダニ」「ノミ」がわく子が続出。

「坊主頭」は当然と言えば当然の髪型だと言えます。

 

これは私の仮説(思い)ですが、昭和44~47年生まれ迄の方が、レトロ調での昭和生まれ。

昭和48年以降に生まれた方は、新しき時代に生まれた方だと思っています。

その理由の一つが、1981年(昭和56年)に大ブームとなったファミリー・コンピュータこと「ファミコン」です。

小学低学年の頃から、こういった本格的なゲームが「あった・なかった」は、たった数年の違いにも関わらず、子供の遊びや学びの仕方を180℃かえてしまいました。

また「ビデオデッキ」「エアコン」「自家用車」の普及も、このあたりの年齢にからは生活様式がかわります。

更に歌手では、昭和51年「ペッパー警部」で大ブレイクしたピンクレディーが、1980年(昭和55年)に解散。

山口百恵も引退し結婚。松田聖子、中森明菜をはじめとした1980年アイドル全盛期となります。

生まれた時代によって、歌手やスポーツ選手もガラッとかわります。

初の国民栄誉賞授与となった「王貞治(巨人)」が引退したのも昭和55年。

巨人軍は同年に長嶋監督が解任。藤田元司監督+王助監督+牧野参謀による「トロイカ体制」となり、V9時代の選手が続々引退。

新しい巨人は「ヤング・ジャイアンツ」と呼ばれ「江川」「西本」「原」「中畑」「篠塚」「山倉」あたりが主軸として活躍します。

 

裏面。