R5年10月14日(土) 曇

親子三人で実家のある愛媛県西予市の実家に帰省しました。

西予市は山間の小さな町。

田んぼが広がり、小魚や虫はいくらでも獲れます(笑)

でも基盤整備が進んでおり、調整区域となると水路は全てコンクリート埋・・。

泥田だからこそ生き延びてきた水生昆虫や小魚は、続々と姿を消しています。

その代表格なのが「ドジョウ」です。

子供の頃はいくらでも獲れたのに、今では数ケ所くらいしか捕場を知りません。

ちなみに・・小魚がこんなに泳いでいるのに、魚すくいをして遊んでいる子供はゼロ。

11歳となった娘も、今では無関心です。

これも成長の証? 時の流れなのでしょう・・(寂)

水路に行き「ガサガサ」をすると、大量のザリガニに混じって、小~中型くらいのドジョウが捕れます。

その他、タナゴ、ナマズの子、コイの子、フナの子・・イモリ等。

童心に戻って、1時間程度、楽しく川遊びをしました(笑)

このドジョウは、飼育ウナギの「餌」となります。

ドジョウは水質・水温(低めが好き)にさえ注意しておけば、そこそこ生きますので、大雨で魚すくいに行けない日のような緊急日での餌としてストックしておきます。

 

ドジョウ、メダカ、小フナ・・童謡にも出てくる身近な魚が、今では田舎でも少なくなっています。

泥田での水路とか水草とか、ちょっとした環境を与えてやれば回復(数が)します。

行政はそのあたりを考え、これ以上、貴重な生き物が減る事を防止すべきですね。

東予の「カブドガニ」南予の「ニホンカワウソ」ではないですが、いなくなってから「あれこれ」では間に合いません。