R5年8月26日(月) 晴れ

早朝5:00起きで、昨日仕掛けたウナギのテポを回収。

場所は愛媛県〇海町を流れる〇〇川の中流域です。

小さな川ですので、ウナギの数も期待できませんが、地元の方からすれば昔からウナギにありつける貴重な川。

それだけに妙な「縄張り意識」をもつ人が多く、個人的には漁がし辛い川でもあります。

この川、放流魚で生計を立てる人がおらず、伊予市役所に確認した限り漁業協同組合は存在せず、管轄は愛媛県中予地方局との事。今年の春先、伊予市の担当者から愛媛県に問い合わせをして頂き、中予地方局からの返答は「違反漁具(ハヤ捕りランプと言われるツケ瓶)さえ使用しなければ、特に捕り方に規制は無いので、事故なく楽しんで下さい」というものでした。

つまりは・・水産庁の指定する違反漁具さえ使わなければ、地元民だろうが誰だろうが、捕り方自由、誰でも自由。

にもかかわらず、川の中には各所に違法漁具である「ハヤ捕りランプ」が沈められているのには驚きです。

どうやらこのあたりの人の中には、この漁具が全国禁止になっている事を、知らないようです。

そんな状態ですので、川の中に入ってウロチョロすると、「そこらには、ワシのハヤ瓶が浸けてあるけん、こっちくるな!」と大声で文句を言う老人がいるのですから質が悪い話。

更にウナギともなると、妙に話かけてきては絡んでくる人がいるので要注意。

ヘンにからまれては楽しみも楽しみでなくなる為、今日のウナギ仕掛けも、「人が来ない=とても捕れるとは思えない」ような場所に沈めていました。

結果・・予想通り、全く入っていません。

そんな中、ダメもとで浸けていた茂みのテポに、今日唯一のウナギが入っていました。

中型サイズではありますが、程よく肉付きのある、きれいな天然ウナギです。

でも、この一匹ではどうするわけにもいかず・・。

やっぱり馴れた場所での漁が一番気が楽です。

時期的には遅く、さほどな期待はできませんが、少しでも残っていそうなポイントに、もうしばらく通ってみたいと思います。

 

中型サイズではありますが、いかにも天然ウナギって感じの良型。

水質的にはきれいですので、食べるには十分かと思います。

でも・・この一匹だけではちょっと・・。

行き慣れた川に捕り場を移し、もうしばらくチャレンジしたいと思います。