R5年6月22日(木) 雨

昨日の早朝、飼育ウナギの餌を捕りにいった時、もうすぐ羽化しそうなコオニヤンマのヤゴを見つけ持ち帰りました。

出勤時間の関係で、帰宅後に「ヤゴ飼育場」のタライに入れるはずでしたが・・

なんと蓋付きバケツの上部に降ら下がり、バケツの中で見事トンボになっていたのにはびっくり!

こんな悪環境・悪条件の中でも、ヤゴは唯一の登り口を探し出し、しっかり羽化に成功・・ですから、この生き物たちの「生きようとする力」には拍手を送りたい思いです。

コオニヤンマは、できる限り触らないように気を付け、無事、バケツから取り出し、ヤゴ飼育場の立木にのせました。

後は翅の水分を飛ばして・・空に舞い上がるだけです。

無事、飛び立ってほしいと思います。

 

=R5年6月21日(水)PM20:00に撮影=

無事、蓋付きバケツから取り出し、立ち木にとまる事ができました。

こうなるなら、コオニヤンマのヤゴだけ取り出し、ヤゴ飼育場に移しておくべきでした・・。

=R5年6月22日(木)AM1:30に撮影=

特に変化なく・・です。

翅はしっかりしてきました。

 

=R5年6月22日(木)AM6:00に撮影=

翅が開いています。

これが飛び立ちの合図です。

トンボは雨が降ると、草木の裏にとまり、翅を閉じて濡れないようにする本能があります。

翅を広げた姿からは、特に問題はなさそうです。

あんな逆境から、見事な羽化。トンボって凄い虫です。

ちなに・・隣では、コシボソヤンマのヤゴが羽化して、既に飛び去っていました。

コシボソヤンマのヤゴは夜中に羽化し、夜明けを合図に飛び去ってしまう為、なかなか見る機会がありません(泣)