R5年6月4日(日) 晴れ

嫁さんが「芝生の上を、ミノムシが歩いている」と言うので駆けつけました(笑)

ミノムシって、木にぶら下がっている姿した見た事ないし、まして中に潜んでいる幼虫も見た事ないし・・。

しっくら、もっくらと、どこに行こうとしているのか・・面白い動きをしています。

子供がアリの行列を延々と眺めるような気分で、しばらく見とれていました(苦笑)

まるで50年前の幼少期にタイムスリップした気分。

しばらくしたら嫁が来て、捨てるというので保護。

また木にぶら下がれるよう、近所にある溜池の木に逃がしておきました。

ウチの嫁さんは農家の娘なので、このあたり、割り切り方が半端じゃないです(怒)

カマキリの卵も、見つけ次第、片っ端に駆除していきますし。

でも蛇には寛大で、今日も生まれたてのアオダイショウがいたそうですが、そのままにしておいたとか。

人間の作った自然もどきの庭(芝生)ですが、こうやって生き物が棲みつくのは、その家が居心地よいからだと、プラス思考に考えています(笑)

 

大きなミノから頭を出して・・しっくらもっくらと移動するミノムシ。

 

芝生にミノが当るので、思うように進まないようです(苦笑)

 

これがミノムシの正体。

 

このミノ、中々作れるもんじゃないですよ。

こんな虫が、どうやって精巧なミノを作り、こんな進化を遂げたのか・・ここに自然観察の面白さがあります。

 

私に気が付いたのか??

ミノに入ってしまいました。

 

しばらくすると、また顔を出してきました(笑)

 

そして・・延々と続く長い旅??に出ます。

とはいっても、私のウチの庭ですけど・・(苦笑)

 

嫁さんにとっては、大切なガーデニングを邪魔する害虫にすぎないようですが、私にとっては、必死に生きる生き物として、ある意味「尊敬」する生き物です。近くの溜池にある気に逃がしておきました。

 

玄関に通じる「ツゲ」にも、ミノムシのような幼虫がつくので厄介です。

新芽を食べ尽くすので、こちらは私も害虫として駆除していますけど。