R5年4月30日(日) 晴れ
重信川の漁撈鑑札を購入しましたので、重信川~砥部川までの水域では、魚釣りを行う事ができます。
今日は飼育ウナギの餌となりそうなハヤ(主にカワムツかオイカワ)を釣ろうと張り切っていたのですが・・昨日の大雨により、愛媛県松山市の水域は増水しています。
仕方がないので、どこかよさそうな場所がないか、下見をする事にしました。
出発点は松山市西垣生町にある重信川河口。
ここから砥部町まで、ハヤの溜まりそうな場所を探してのぼって行きます。
正直、小さなハヤを捕るごときに、こんな事までする者はいないだろう・・というのが本音ですが、運よく手頃なハヤが大漁だった事を想像すると、やってみるのが間違いないと思うのも本音。
このあたりは私の口癖である「頭で決めるな。やって決めよう」の通り、車を低速で走らせながら、適度に止まって場所調べ。
約2時間かけて砥部病院に到着。
愛媛県立医療大学側には行かず、三坂峠に向かって流れる河川を調べていきましたが、どこも増水の為、橋の上から眺めるだけです。これではハヤがどうなっているのかを探る事ができません。
とりあえず松山南高校・砥部分校の裏まで確認後、砥部町川登地区を山奥に向かって様子確認。
何ケ所かよさそうな場所は見つかりましたが、どこも増水しており、実釣をするもハヤは不発・・。
まさか「ハヤ」に翻弄されるとは・・思ってもいませんでした(苦笑)
まあ、それだけ身近な魚という事なんでしょうけど。
砥部川では、大岩橋より蛍橋までを禁漁区となっているので、こちらも下見。
流石に地図では、詳しく橋の名前が載っていない為、車のナビ案内を利用すると、即到着しました。
区間は100m??くらい。川の上空では「こいのぼり」が泳いでします(笑)
途中、何人かの人に声をかけて情報収集。
砥部町の皆さんはとても気さくで嫌味がなく、話しやすい好印象をいだきました。
田植えが終わり、晴れの日が続く時、再度訪問(こんどこそ実釣)したいと思います。
砥部町内から山手を登って行くと、無事大岩橋に到着。
ここから下流の「蛍橋」までが禁漁区となっています。
大岩という地名は、きっとこの岩からついたのでは?
今日は増水で状態が把握できませんが、水量が落ち着き、水に透明感が入れば、沢山のハヤが泳いでいると推測できます。
大岩橋から下流には「こいのぼり」が見えます。
このあたりが「禁漁区」で、それ以外は釣りをしてもよい・・となっています。
砥部町内から、川にそって山奥にのぼって行きます。
小名橋から周辺をチェックしてみました。
流れが早く、とても釣りにはなりません。
橋の上流は、まるでマングローブ林のようになっていました。
正直、砥部川を甘くみていました。
ウナギがよく捕れるとは聞いていましたが・・ここには巨大化する「居着きウナギ」も多数いると思います。
更に上流に・・。にもかかわらず、この水量といい、川の幅といい。
砥部川、魅力がいっぱいです。
「川富神社」にきました。
ここも増水していますが、普段なら沢山のハヤ姿が確認できそうです。
見るからにナイス・ポイントです。
増水していなかったら、絶対に実釣したのですが・・残念です。
「川富神社」の下流も、ナイス・ポイントが多く確認できました。
ある程度、下見はできた感があります。
「禁漁区」の区間橋である「蛍橋」まで帰ってきました。
砥部川の上流が、こんなに凄い川になっているとは知りませんでした。
晴天続きの日を選んで、一度、実釣をしてみようと思います。
ちなみに、犬の散歩をしている中年男性に、この川の情報を確認すると・・
「この橋の下あたりでは、多数の人がウナギやカニを捕っていますよ・・」との事。
本来、この川は重信漁業協同組合が管理していますので、鑑札無しでの釣りや、仕掛けや漁具を用いての漁は禁止されているのですが、「みんな捕ってますよ」って気さくに応じられる方ばかりでした。
良いか悪いかは別として、この人柄の良さは好印象。
それに比べて、魚捕りをしていると、ウナギやカニを捕っているのか気になっては集まってくる〇〇町の住民は最低。口調もキツイですし。初対面であっても敬語の一つも使わず、タメ口ばかり・・ですし。
砥部町内に戻りました。
川幅といい、水量といい、ここなら面白い魚すくいができそうです。