R5年3月26日(日) 雨
10歳娘が「中学校に行ったら、ブラスバンド部に入りたい」と言い出しました。
どうやら今一番の仲良しさんから、「一緒にブラスバンド部に入ろう」って誘われ、その気になったみたいです。
ちなみに仲良しさんですがピアノを習っており、かなりの腕前らしく、色々な発表会で入賞しているのだとか。
ウチの10歳児もピアノを習い、先月、発表会が終えたばかりです。そのあたりも気が合うのでしょうね。
こういった友達ができると、お互いが引き合いながら頑張るので有難いですね(笑)
ブラスバンド部なら団結心が芽生えて、人間としての成長につながると思いますので大賛成。
「音楽するなら、良い音を聴かせてやりたい」と思うと、ついオーディオ関係に目が向く世代の私。
しかし・・信じがたい事に、今や音楽関係はネットの時代。
大型電気店に行っても、昔のようなステレオ機器自体、存在しないそうで・・大ショックです。
話はバブル最盛期にあたる1989年(平成元年)に遡ります。
当時、大学生だった私が、何気なくTVを見ていると、「SONY」最新オーディオ= 「 Liberty」 のCMが流れていました。
人気のREBECCA歌う ” Nervous But Glamorous” が衝撃的でめちゃカッコいい。
時代はまだCDとレコードが入れ替わっている頃です。
その頃使っていたTechnics(旧・松下電器産業)も、決して悪いオーディオではないのですが、頭の中は「 Liberty」一色になってしまいました(苦笑)
その値段、全てをセットにすると22~25万円くらいです。
今ならば、「学生は身分相応に」と諦めるとこなのでしょうが、何と言っても時代は「バブル最盛期」ですので、学生の私でも、そのくらいの小遣いを持っていました。
そしていざ買おうとした時、ふと気になったのが、「KENWOOD ROXY G5」です。
記憶がはっきりしませんが、「KENWOOD ROXY G7 」が販売となる関係で、少し値下げしてあった為、店員と値段交渉。
純正のスピーカー台やレコードプレーヤーのオプション込みだと、27~28万円が相場となり、逆に高くなりましたが、気に入ったのは、巨デカい「super woofer」です。恐ろしいまでの重低音に驚かされた結果、「 Liberty」はやめて、「KENWOOD ROXY G5」で決定。
それから約22年間、最高の音楽を聴かせてくれました。
アンプの不具合が生じた事と、引っ越しが重なった事もあって、本体+「super woofer」は処分。
今では2基のスピーカーとリア・スピーカーセット2基、片方のスピーカー台が残るだけとなりましたが、今振り返っても「KENWOOD ROXY G5~G7」は最高傑作と言っても過言ではない名機種だと思っています。
安価に入手できるようなら、もう一度、あの音の迫力を味わってみたいものです。
既にスピーカー以外は廃棄しているので、画像検索により、当時の姿を懐かしんでいます。
こちらは「KENWOOD ROXY G7」です。巨デカい「super woofer」が加わると、ここまでカッコよくなります。
部屋を真っ暗にし、イコライザーの動きや各種が放つ怪しげな光を眺め楽しみ・・更には巨デカい「super woofer」にあるKENWOODが光浮かぶと、もう違う世界にいるようで身震いする程の感激がこみ上げたものです。
ちなみに私はセンタースピーカーはデッキ上に置かず、下の中央に置きました。
かわりに純正のレコードプレーヤーをセット。まだレコードも生き残っていた時代ですので(苦笑)
こちらは「KENWOOD ROXY G5」です。
色々調べてみましたが、「super woofer」が並列した良き画像は見つからず。
我が家に残る、当時の思い出のスピーカー。
ミニコンポにつなげており、まだまだ現役バリバリです(笑)
この当時、「KENWOOD」というだけで憧れました(笑)
当時の愛車はサバンナRX-7でした。しかしカーオーディオは何故か「カロッツェリア」です。
にも拘わらず、搭載した「super woofer」は「KENWOOD」でした(笑)
やっぱり「KENWOOD」は最高です!