R5年3月26日(日) 曇

 

夫婦ともに西予市出身であり、両家の父母ともに健在。

月1回程度ではありますが、帰省しながら安否確認を行い、今後の事を話し合っています。

できる事なら長男の私が帰郷して跡を継ぎ、親の残す資産相続を行うべきなのでしょうが、高齢化率が高く衰退の一途である西予市では、今の歳では再起の道はなく、逆に生活困窮に陥るだけ。

愛媛県の南予地方の将来は、決して明るいものではありません。

そんな故郷ですが、今年も見事な桜を見せてくれました。

宇和町運動公園周辺は、桜の名所として人気が高く、多くの人が見物に訪れます。

もう何十年も、ここの桜を見てきました。

思いだす事は・・楽しい事よりも、悲しかった事や辛かった事の方が多いかもしれません。

その理由は、当時、まだ若かったからでしょうね。

両親も、親戚も、知人・友人も、御近所も・・みんな若かったですから、とにかく元気でした。

愛犬「もぐら」ともよく散歩かてら歩いてきました。

あれから40年の間に、何もかもが変わってしまいました。

にもかかわらず、ここの桜は例年と同じ・・。

ちょっとセンチメンタルな気持ちにさせるのも、桜の魔性かもしれませんね(苦笑)

一年において一瞬に咲き、一瞬で消えていく桜が、日本人の最も好む花である事が物語っているように感じます。

 

一般道が桜のアーチとなっています。

 

目前に桜の花が・・。見事です。

 

川には菜の花が咲いています。

如何にも春らしさを感じます。

 

下から見上げてみました。これがまた美しいです。

 

桜は一週間で散ってしまうので、見るなら「今でしょ」ではありますが、業務多忙の為、ゆっくり見物は今日まで。

また来年、見物したいものです。