R4年11月27日(日) 晴れ

 

晩秋の中、晴天につられて、今年も愛媛県松山市石手→奥道後奥地にある田舎料理店「せせらぎ亭」に行きました。

紅葉を楽しみながら、子供に釣りや田舎料理を食べさせてやりたいという目的が一つ。

あと、昨年から一家でやめた年賀状ですが、主な親戚くらいには出しておこうと決め直し、年賀状に使えそうな画を撮る目的がありました。

ここ「せせらぎ亭」には、毎年この時期がくると行くようにしていますが、料理店から奥地に作られている「イノシシ牧場」には、あと一頭のイノシシしか残ってないそうです。(店主の話)

維持費以上に飼育の手間暇がかかる上、それに応じた収益につながらない現状。更には人件費の問題。

やってみる(飼育→販売)面白みはありますが、理想と現実の壁をこえるには、ネックな部分を取り除くアイデアが必要なのかもしれません。

今や全国的な問題となっている害獣問題。中でもイノシシが増えて、人を襲ったとの事件は多く聞かれるようになりました。

それと同時に鹿も増えており、新芽を食い散らかす為、イノシシ以上に厄介な存在になっています。

また野生の猿も同様で、食べ物を求めて集団移動を行う為、突然の猿被害に遭ったという農家の声も耳にします。

猿はともかく、イノシシや鹿を飼育して販売するような牧場があったら、村おこしに使えないものなのか・・素人としては気になるところです(苦笑)

 

愛媛県松山市の奥道後奥地に「せせらぎ亭」があります。

行楽と川魚を求めて、車がとまらない程の人でした。

 

このお店に通い出して約35年になります。

当時、大学を卒業したばかり。サバンナRX-7に乗っており、ブイブイ言わせていた若造でした(苦笑)

この頃は釣りを始めたばかりで、主な食い物はひたすら「牛肉」でしたが、ここの川魚料理を食べて衝撃が!

鉄板焼きや塩焼きの美味しいこと。絶対に家庭では真似できなと思いました。

下手な牛ステーキなんか相手にならない旨さに脱帽・・。以後、毎年通うようになりました。

 

駐車場から料理店まで、少し距離があります。

庭園という程ではありませんが、少しだけ散歩ができるよう整備されています。

 

暗い場所から、こちらを睨んでいるような・・気配があります(笑)

 

気配は・・小屋の中からでした。

 

正体は・・やっぱりイノシシでした(笑)

 

体長は軽く1m超えです。

このサイズのイノシシとは、よく山奥にウナギやカニ、時にカブトムシを獲りに行った際、よく出会います。

 

このイノシシ、実は剥製です。

私がこの店に通い出した頃、すでにありましたので、少なくとも35年以上前の剥製となります。

まったく変わりなく、当時のまま。

知らない人や、初めて?きたカップルが、「きゃ!」と言う声を聞きながら・・面白がる自分がいました(苦笑)

 

店の中にもイノシシが・・。

35年前にきた時は、多数のイノシシがいた「イノシシ牧場」ですが、店主の話では現時点で一頭しかいないそうです。

 

「いのししコロッケ」「いのしし愛のメンチカツ」等、イノシシ料理は川魚と並んだ「看板メニュー」です。

何とかイノシシ牧場が復活してもらいたいものです。