R4年9月14日(水) 晴れ

今日の愛媛県松山市は残暑厳しく、35℃を越え猛暑日となりました。

県内では大洲市が36.0℃を越え、西予市宇和町も35℃の猛暑を観測。

ただ明日以降は猛暑もおさまるとの事。

その予報に期待したいと思います。

今日も早朝から、飼育ウナギの餌を捕りに行きました。

松山市近郊は長く雨が降っておらず、主流の河川も干上がっています。

おかげで、いつもなら行けない場所にも行く事ができ、動きの早いハヤも簡単にすくう事ができます。

ついでに、水草に三角網を入れ、ガサガサを行うと・・捕れたのは、来年トンボになるであろうヤゴでした。

どちらもまだ小さいですが、特徴がはっきりとしています。

体をそらすのは、コシボソヤンマのヤゴの特徴。

口元がハートのように見え、平べったいのは、コオニヤンマの特徴です。

他にも、オオヤマトンボのヤゴや、オニサナエ系のヤゴも捕れました。

ヤゴは2年越しでトンボ(成虫)になる事が多く、厳しい冬も乗り切る本能をもっています。

それだけに、大切に育てる為、小さなヤゴ専用の容器を作りました。

よくスーパーで「ご自由にどうぞ」と置いてあるハッポースチロール箱です。

この箱、馬鹿にはできません。

温度を適度に残してくれますし、蓋をすれば温度を保ってもくれます。

下手に水槽で飼育した方が、ダメになる可能性があると思います。

冬は倉庫内に移動させ、何とか春の訪れを待ちたいと思います。

 

コオニヤンマのヤゴ。見た目は大人しそうですが、実は狂暴で、餌が不足すると共食いもします。

 

こちらは更に一回り小さな、コオニヤンマのヤゴ。

1年モノなのか2年モノなのかはわかりません。

 

コシボソヤンマのヤゴ。来年また羽化のシーンを見せてくれると期待しています。