R4年6月29日(水) 晴れ

関東に続き、四国地方も例年にない早さで梅雨明けとなりました。

愛媛県松山市の水瓶である石手川ダムの貯水率は、60%まで減っており、このまま大雨が降らないと、1994年の大渇水の二の舞が懸念され始めています。

私も例年でしたら、この時期はウナギ捕り三昧・・なのですが、渇水でウナギが上流に上る事ができず、的が絞れない事もあって断念しています。

そんな中、飼育ウナギの餌を捕りに、愛媛県双海町を流れる上灘川に行くと、ガサガサをするポイントには、あちらこちらウナギ筒が沈められていました。

昔は竹で編んて作ったウナギ筒ですが、今ではプラスチック製となっています。

「軽くて丈夫で使いやすい」というメリットはありますが、ウナギが警戒して竹製程は捕れないイメージを私はもっており、自宅に10本ありはしますが、昔ながらの竹「地獄」を使うようにしています。

この川は地元民が自由にウナギやモクズガニ漁を楽しむ、いわば地元民の川・・。

その為、ウナギを捕る時は、地元民のポイントを避けるようにしていますが、今年の釣果はいかがでしょうね(笑)

「昨年はよく捕れて、良い思いをしたぞ」と話しかけてきた方がいましたので、今年も捕れているとは思うのですが。

 

河口から大きな堰がなく、上流に水草の繁る川が、ウナギには最適です。

 

ウナギは「ウナギ道」と呼ばれる独自のルートをもっている為、地形の変化を読み、ウナギが通るであろうポイント選びをする必要があります。

このような水の流れが「よどむ」ようなポイントは、狙う価値があります。

 

流れを読みながら水草を覗くと・・やはり地元民の方が浸けた地獄筒(ウナギ筒)がありました。

周りは・・地獄だらけ。このポイントで捕られると、上流には期待ができなくなります(苦笑)

 

これはモクズガニ狙いでしょう。正直、早すぎます。

今はまだ成長期ですので、8月下旬~9月初旬まで開始は控えられた方がよいでしょう。

カニはいくらでも入る為、シーズンインの時、捕れなくなります。

我慢するのも、皆で共有する川遊びの鉄則です。