R4年3月29日(火) 晴れ

愛媛県南予地方の友人から、宇和島市の隠れ名物?である 「丸寿司」 が届きました。

私が最近ハマっている事を知ってか、4パックも届けてくれるとは・・ ” 持つは地元(故郷)の友 ” って想いです(笑)

丸寿司とは、” おから ” を甘酢で練り、酢でしめたヒカリモノと呼ばれる魚をのせた 「おから寿司」 のことです。

一般的に広まっている名は 「いずみや」 だと思いますが、宇和島では 「丸寿司」 と呼ばれる伝統食。

江戸時代、財政難の宇和島藩では、お米を食べる事ができない農民が続出。

米のかわりに、おからを利用して作られました。

この寿司の特徴は、前述した 「ヒカリモノ」 を使う事にあります。

鱗を剥ぐとキラキラと光るので この呼び名がついたという説が一般的ですが、ヒカリモノの魚は酢と相性が良いのは確か。

イワシ、アジ、サンマ、サバ、タチウオ、ニシン、サワラ、サヨリ、アマギ・・ 言い出したらきりがない程、多種多様な魚が使われますが、個人的に一番好みなのが 「サゴシ」 です。

サゴシはサワラの若魚ですから、不味いはずもなく、店内に並ぶとあっという間に売り切れる人気商品です。

濃厚なサワラの旨味とは逆に、さっぱり感が人気の秘密のようです。

 

サゴシ(サワラの若魚)を使った ” おから寿司 ” である 「丸寿司」

子供の頃から苦手で、つい先日になり、ふと思い出して食したことから、妙にハマってしまいました(苦笑)