R4年2月20日(日) 曇

本日の愛媛県松山市は冷え込み、朝の気温は3℃。日中の最高気温は7℃。

やや風が吹き、更に体感温度を更に下げてる為、外出する時は普段より厚着をしています。

そのような中、毎年この時期になると行うのが、「冬のガサガサ」 ・・。

この時期、小魚たちは流れのない水草の中や隙間に身を隠し、春の訪れを待っており、活性が低い分、すくいやすくなります。

今回のターゲットはカジカ。 淡水ハゼの総称で、あまりにも種類が多い為、正直私も数種類しか呼び名がわかりません(苦笑)

小石や水草の隙間にいますので、網を下流側に置き、足で小石等をつつけば、勝手に網の中に飛び込んできます。

食べても美味しい魚ゆえ、山間部の地域では 「カジカ料理」 が伝統食として残り、時々ローカルTVで取り出されますが、河川工事により棲みかを奪われ激減。 昔のように手軽に食べる事ができないそうです。

「カジカ漁」は、下流に仕掛けた網の中に、長いロープに貝殻等をくっつけ、底を引っ張り追いんでいきますが、私の場合、一匹一匹を手網で捕獲していきますので捕れる数も少なめ。

それでも2時間程度もすれば、100~200匹くらいはすくえます。

倉庫内で飼育しているウナギの餌ですので、活性が低く、餌食いの悪い今は、100匹も捕れたら十分。

しばらく飼育しながら泥抜きを行い、自然に棲むがゆえつく病原菌を減らした上で、ウナギに与えていきます。

カジカはウナギの大好物ですので、冬場の餌にはもってこい。

可愛そうな気もしますが、それは人間的な感情。

自然界では常に 「食うか 食われるか」 の世界ですから・・・。

 


倉庫内の温度は3℃でした。