R3年9月25日(土) 晴れ

本日は休暇にて、早朝からモクズガニ漁を開始。

長年にわたり漁をしていると、大体ながらモクズガニの習性を理解。

何をどうすれば効果的なのか・・ といった事がわかってきました。

結果、今日も大漁です。最盛期に当たっている為、巨大なオス蟹がたくさん入っているのが嬉しいですね。

この巨大オス蟹ですが、今後は数が減っていき、逆に産卵のため海に向かう大きなメス蟹が増えてきます。

モクズガニ好きな人は、この卵をかかえたメス蟹を重宝し、メス蟹を狙って仕掛けを投入しますので、あちらこちらにカニ籠が見られるようになります。

10月下旬には数が減り、11月以降は捕れはしますが数の期待はできません。

11月下旬には、あれだけいたモクズガニの姿は消えてしまいます。

モクズガニは2~3年かけて大きくなり、その後、河口に下って産卵。力尽きて死んでいく姿が 「藻屑」 なのでモクズガニ(藻屑蟹)の名がついたと言われます。

これらの事からも、秋の味覚 「モクズガニ」 を食せるのは今だけ。

続に言う 「カニ味噌」 の濃厚さは格別で、我が家ではカニ御飯が好評ですね(笑)

 

両手のハサミに藻をつけた大カニはオスが多いです。

オスとメスの見分け方ですが、見慣れたら姿から即見分けられますが、慣れないうちは、腹の 「ふんどし」 を見るとわかります。

尖ったような形はオス、丸まったような形はメスとなります。

 

結構大きめの活かしバケツが、今回もいっぱいになりました。

捕れたカニは、蜜柑キャリー箱に移して、川の浅瀬で活かせておきます。

我が家では数匹くらいいれば十分。

残りはご近所さんに配ったり、嫁さんの実家に配ったり。

時には自宅前を散歩で通る方に、お裾分けしたり(笑)

皆さん、秋の味覚を楽しんで頂くと嬉しいですね。