R3年9月23日(木・祝) 晴れ

2Fの倉庫を片付けていると、懐かしのプロ野球帽子が発見されました。

昭和50年代初期の大洋ホエールズや阪急ブレーブスの帽子は、今となっては貴重な品かと思います。

当時、私は小学生でしたが、圧倒的に巨人人気が高く、その他の球団の帽子を被っていたのは数えるくらい。

小学校は黄色い野球帽を指定帽としていましたが、帽子店で売っていた黄色い帽子には巨人の 「GY」マークがついてあり、皆、それが普通だと思っていたくらいですから(笑)

今はなくなってしまったのですが、当時は小学館発行の月刊誌 「小学〇年生」シリーズ付録付きを、小学卒業まで買う子供が多く、どの学年の雑誌にも野球漫画はつきもの。

正義の巨人軍に対し、地方の野球団が勝負を挑むといったストーリーが多かったのは、ちょうど王貞治選手がホームラン世界記録となる756号を打った頃にあった為、空前のプロ野球ブームが訪れた為だと推測します。

とにかく表紙から中身の記事まで、「王、王、王」 でした。

そんな時代でしたので野球チームのない愛媛県・・ 特に南予(宇和島方面)では、「野球は巨人で決まり」といった風潮が強かったのは事実。

全国的に人気のない球団や地方球団は、特定の人または地域の人が被る帽子って印象があり、敬遠される傾向にありました。

それだけにロッテ、南海、阪急、大洋、クラウンあたりの帽子は残存数が少ない反面、皮肉にも廃業した帽子店に眠っていた在庫品が大量に見つかるケースもあり、今では懐かしがって欲する方が多いと聞いています。

 

阪神の帽子は1990年頃、阪神が 「PLより弱い」 なんて皮肉られた頃に甲子園球場で購入。当時大学生。

ダイエーは2002年頃、高知県の春キャンプを見に行った時に購入。

西武と中日の帽子は、松山市内で廃業した帽子店から見つかったもの。

大洋と阪急は、私が子供の頃、密かに購入していた当時物(昭和50年初期)です。