R3年9月18日(土) 晴れ

愛媛県松山市の上空を過ぎ去った台風14号。

当初、被害が拡大すると見込んだ行政側は、早めに避難所をもうけて、避難の呼びかけを開始。

しかし・・ さほどの被害にならない事がわかり、徐々に避難所を閉鎖していきました。

結果的には無事過ぎていった台風ですが、自然災害の規模は、その時になってみないとわかりません。

個人的に松山市の対応は、一定の評価に値すると思いますけど。

これからは台風のシーズンですので、突然台風が発生・・ なんて事が続くようになります。

そんな今が、モクズガニ漁のシーズンでもあり、例年ならもう何度も通っているはずですが、今年は愛南町のジギングが好調な為、そっちの方が忙しくてまだ行けておりません。

この連休に一度は行きたいと考えて準備しましたが、連休もジギングを予定しており・・ 今年のモクズガニ漁の初日は、いつになることやらって感じです。

とりあえず、いつでも出撃できるよう、今日はカニをおびき寄せる餌詰めを行いました。

実はサンマを使いたくないってのが本音。

っというのもサンマは魚脂が強すぎて、おびき寄せる効果は優れているのですが、カニの体内に溜まった魚脂が取れるのに時間がかかり、捕まえたあとに茹で上げると、魚臭くなってしまうのです。

その為、私は渓流にキャリー籠をつけ、数日間はカボチャを与えて魚脂抜きを行っています。

しかし・・ これが実に面倒・・・。 雨で増水でもしたら、キャリーごと流されますし、あまり人目につく場所に置いておくのは危険だし・・。

何より恐ろしいのは、夜な夜な、イノシシやタヌキといった獣たちが、キャリーの中のカニを食べようと荒らしまくる事があり、せっかく捕ったカニが食い荒らされたことがありました。

一見、簡単なモクズガニ漁ですが、きちんとした管理ができないと、美味しく頂くことはできません。

大切な命を頂くのですから、無駄にならないようにしてやらなければ・・ ですね。

 

今や高級品となったサンマ。数年前なら釣具店で、10本=500円くらいでしたが、今や10本=700円に値上がりです。

これだけでは、5セットくらいしか用意できません。

カニの食欲は凄まじいですので、翌日には骨だけになっています。

 

カニはハサミを使って肉をむしり取りますので、大きく餌を切ると、一匹のカニだけが食べてしまって、数取りができなくなります。

餌はあくまで籠の中におびき寄せるものであり、できるだけ食べさせない方が、その後の処理がしやすくなります。

このくらい小さく切った方が、より沢山のカニが入る上、一匹のカニの体内に魚肉を溜め込ませないので良いと考えています。