R3年9月15日(水) 曇

日本全国、大抵の川を見れば泳いでいるはずのハヤ(オイカワやカワムツの総称)ですが、特に珍しい魚でもなく、自宅に持ち帰ってもすぐに死んでしまう魚でもあることから、捕っても持ち帰られる方は少ないとます。

この魚が弱い原因は鱗が剥げやすく、高水温や低酸素に弱い事だと思いますが、逆に言えばこの欠点をなくせば飼育可能ともとれるわけで、ことしの夏はハヤ用の大型タライに氷水、そしてタライ水量よりも多いエアー装置を入れて飼育したところ、死ぬどころか元気いっぱいに泳いでいます。蓋もべニア穴から冷気が逃げないようアルミをはり、隙間ができないように軽バケツで固定。これは飛び出し防止にも役立ちます。

注意すべきは完全密封状態にしない事です。エアーによって冷気が回るよう、大型タライの上部隙間は、わざと開けておくようにしています。

この方法で、今後も問題がないようでしたら、ウナギの餌に困る事はありません。2号ハヤ生簀も検討したいですね。

来年はタライ数を増やし、各タライに25匹前後のウナギを飼育したいと思っています。

自宅で50匹のウナギを飼育って・・ 嫁さんが聞いたら怒るでしょうね(苦笑)

 

白い塊は4リットル氷です。アルミ蓋も効果があり、冷気が逃げません。

おかげで水はめちゃ冷たいですね。

 

普段はこんな感じで蓋をします。べニアが膨らみ冷気が逃げないよう、軽バケツで押さえます。