R3年8月29日(日) 晴れ

裏庭の茂みには、沢山の生き物が棲んでいます。

今の時期ならバッタ類が多いです。

キチキチバッタ、トノサマバッタ、コオロギ、オンブバッタ・・・。

それを狙って、色々なハンターも棲みつくようになります。

代表格なのがカマキリですが、そのカマキリを狙ってか、鳥や小動物(イタチ?)の姿も多く見られます。

更にそのハンターを狙ってか、アオダイショウの姿を見る事も・・・。

ここにも生態系が出来上がっているのですね(凄)

 

夕方、塀に止まっているカマキリを発見しました。

なんと!脱皮の最中です。

カマキリは不完全変態(蛹にならない変態のこと)をする虫だとは知っていましたが、脱皮のシーンを目にするのは初めて。

脱皮は2週間間隔で、生涯5回程度行われると聞いていますが、餌の豊富な場所に生息する程成長過程が早まり、中には1週間間隔で脱皮したとの報告を聞いた事もありますので、このカマキリの脱皮間隔が気になるところではあります。

どうやら最後の脱皮のようで、背中にはコブのようなものが見られます。

カマキリは孵化した時から同じ姿ですが、幼虫の時期は羽がありません。

最終変態の時に羽ができるとすれば、このコブが羽になっていくようです。(多分・・ですが)

 

これまでヤゴ(トンボ)、セミ、チョウの最終変態(成虫)を見たことがありますが、カマキリは衝撃的でした。

生き物の不思議。生命の神秘。厳しい生態系・・・ 弱肉強食の自然界。

来年は子供(お咲希さん)の夏休み自由研究として、親子で取り組むのも面白いと思っています。

 

足をしっかり固定したあと、古い皮層から抜け出していきます。

 

今回の衝撃は、背中のコブでした。トンボがヤゴ殻から抜け出した時も、背中のコブ状が伸びて羽になりましたので、たぶんこのコブが羽になるのだと思います。

嫁さんと、お咲希さんもびっくりです。貴重なシーンでした。