R3年8月24日(火) 曇 時々 晴れ
童謡でも歌われる 「キチキチバッタ(精霊バッタ)」が、自宅庭の芝生で見かけるようになりました。
長雨で真夏日が失われていた間、いつの間にか初秋になっていたって事でしょうね。
このバッタを追って、カマキリの姿も見られます。
自宅でも生態系が生まれ、日々、弱肉強食の世界が行われてる事実・・
自然界で生きる事ってたいへんです。
よく庭先から 「キチキチキチ・・」 と鳴き声が聞こえます。
音を発しているのは、名前の通り ” キチキチバッタ ” ですが、身体の大きなメスは音を発しません。
この音はメスの半分以下の大きさであるオスが飛ぶ際に、身体の一部をこする事で発します。
メスを呼び込む為と考えられていますが、諸説は色々とあるようで、はっきりとした事はわかりません。
確かに・・ オスは小さいです。
自然界の中でも、虫の世界ではよく見られ、ある蜘蛛などは、交尾でメスに近づいたオスが餌になる事もあります。
卵を数千、数万と産むメスと比べ、オスの役割が少ない事も理由でしょうが、縄張り争いをしない生き物は、オスが大きくなる必要がないのだと考えています。
カブト虫やクワガタは、樹液の奪い合いやメスを巡っての争いが絶えません。
動物でもライオンは、オスが群れを守る用心棒的存在。
このような生き物では、オスが大きく育ちます。
本当に自然界って、うまくできていますよね(苦笑)