あにょにょ～！
生き方がハイパー不器用な
ワタシがお送りするブログ
｢そうだ ちょっと、休もう。｣
今日もお付き合い頂けたら嬉しいです。
今日はここ数ヶ月、一人でずっとモヤモヤしていたことについて、やっと最近になって自分の納得出来る答えに辿り着けたので、その心境の変化を記録に残しておきたいなぁと思い、ブログを更新しました。
まず、ワタシのモヤモヤの始まりは、1月に親戚が亡くなったことがきっかけでした。
その親戚は一人暮らしで、自宅で孤独死という最期でした。
ワタシたち夫婦には子供が居ないので、もしこのまま子供が居ないままだったら、ワタシもいつか自宅で孤独死するかもしれないと思いました。
そこでふと｢そういえば…"いつか"って、遠い未来みたいに言ってるけど、自分がいつ死ぬかなんて分からないのに、ワタシは自分がおばぁちゃんになっても生きてると思っていたんだよな…なんだかこれってすごく厚かましい気がする…｣と、今度は新たなモヤモヤが生まれました。
きっと、数年前に闘病の末に他界した義父や孤独死という最期を迎えた親戚のことが脳裏を過り、長生きする前提の自分に対して"自分はなんて厚かましいんだ"という考えが浮かんだのかもしれません。
そして、それに拍車をかけるかのように、我が家のお隣に住む80歳を越えたおばぁさんと世間話をした時に｢まだまだ死にたくない！長生きしたい！｣とおばぁさんが力強く言ったその言葉に｢お隣さんは80歳を過ぎた今でも、そんな風に思えてすごいなぁ。今のワタシには生きたいと思えるような気力は無い気がする…｣と、痛感しました。
すると、今までずっと欲しかったはずの推しグルちゃんのCDも｢これを買っても、もしもワタシが急に死んだら、ただのゴミになるんだよね…。だから買わないでおこう…｣となる訳で。
そうなると、今まで純粋に楽しめていたヲタ活も｢推しさん達みんな夢に向かって日々頑張ってるのに、ワタシは一体なにを一人でモヤモヤしてるんだ…ワタシももっと毎日楽しく生きなくちゃ…！｣と、今度は無理に楽しみを見つけ出そうとし始めます。
でも無理やり楽しみを見つけた所で長続きはしません。
すると今度は｢てか、何でこんなに必死に楽しみを探して、楽しめなくて、一人で落ち込んでるんだろ…自分が生きている意味って何だろう…｣と、なる訳です。
ちなみに、｢子供が居ない｣ということも、モヤモヤが大きくなっていった要因だと思いました。
｢両親に孫の顔を見せてあげられず、ワタシはなんだかとっても親不孝な娘な気がする…。そして人間の自然の摂理とも言える"子孫を残す"ということが出来ていない自分に果たして生きる意味はあるのか…？｣という、もはや何かの論文のテーマみたいな壮大なモヤモヤを抱えていました。
そうやって、今までちょっとずつ色んな場面で蓄積されて来たモヤモヤがあっちもこっちもくっついて、いつしか大きなひとつのモヤモヤになっちゃったんだと思います。
｢ワタシは一体なぜ生きてるんだろう？｣って。
で、とりあえず、1個ずつ冷静に分析して、色々改善してみることにしたんです。
まず、無理に楽しみを探して、無理やりその楽しさを生きる喜びと結びつけるのは、やめることにしました。
｢何か楽しみが無いと生きてちゃいけないの？｣って、立ち止まって考えてみたんです。
｢朝起きてご飯作って仕事行って帰ってきてお風呂入って寝る。
その1日の中に何か楽しみがあったら、そりゃ楽しいだろうけど、別に無くても良くない？
ご飯食べれて仕事行けてお風呂入れて寝れるんだから、それだけでもう充分じゃない？｣
と、自分に問いかけてみたんです。
そしたら
｢確かにそうだよな。楽しみがあった日、無かった日、失敗した日、感動した日、良い日も悪い日も太陽は昇って沈んでいく。無理にもがかずに、その日の流れに身を任せる。楽しみが無くても落ち込まない。楽しみがあったらラッキー！ただ、それだけの話だよね｣
そう思えたんです。
｢いつ死ぬかなんて分からないから、毎日楽しく生きなきゃ｣って必死でした。
｢でも突然その日が来た時に、そんなに毎日必死に楽しみを見つけて、生き急いでいたら、果たして後悔せずに逝けるかな？成仏出来るかな？｣ってね。
そんな訳で、毎日を淡々と、その日の流れに身を任せて過ごしてみることにしました。
やっと家事終わってゆっくり出来ると思ったら、親戚から大量の野菜を貰って、冷蔵庫のスペース確保に奮闘する内に1日が終わる。
今日は一歩も出歩かないぞー！と張り切ってたら、旦那氏に買い物に連れ出される。
そんな風に予定通りにいかない日もある。
でもそれで良いじゃん！ってね。
すると、自然と気持ちにも余裕が生まれて来ました。
今までは｢家事を早く終わらせて一人時間を確保してその時間に好きなことをとことん楽しむぞ！｣と、無理なスケジュールを組んでいたせいで、毎日無理やり早起きしていたので常に寝不足で、結局一人時間が確保出来た頃には眠くなって好きなことに集中出来ないまま1日が終わる…。
という感じでした。
だけど最近はとにかく必死さを捨てたので、｢一人時間になったけど、眠いからとりあえず昼寝するか…｣と、まずは体を休めることを優先したら、結果的にお昼寝で体も休まり、以前よりも一人時間を集中して快適に過ごせるようになりました。
やっぱりモヤモヤの原因は長年の常習的な寝不足も関係していたのかもなぁと。
そんな風に気持ちに余裕が出て来たタイミングで、推しグルちゃんのブログに｢これワタシのこと書いてある…！もしかして、どこかから覗いてた？｣と激しく勘違いしちゃうくらい、これまでの自分に当てはまることが書いてありました。
ブログは有料コンテンツなので詳細には書けませんが、ざっくり言うと
・自分達が頑張っている姿を見て、ファンの皆も頑張りすぎてしまわないか心配になる
・自分達も自分を守るために行動するときはあるから、ファンのみんなも本当に辛い時は逃げて欲しいし、頑張りすぎないで欲しい
というようなことが書かれていました。
気付くとブログを読みながら泣いていました。
｢本当にそうだよなぁ。よし！推しグルちゃんに心配かけないためにも、頑張りすぎないぞー！｣と、改めて｢頑張りすぎない自分｣になるための一歩を踏み出すきっかけを貰えた気がします。
たぶん10代・20代があまりにも充実した毎日を送れていたせいで、何かを頑張っていたり、何かを楽しんでいないと、自分が自分じゃなくなってしまって、生きている実感を持てなくなるのが怖かったんだと思います。
それで必死に楽しみを探していたんだと思います。
それから、この推しグルちゃんのブログを読んだタイミングと同じくらいの時に、部屋の片付けをしていたら、小学1年生の時に学校の授業で作った、生まれてからの6年間の生い立ちノートみたいなものを発掘しました。
そこには、母のおっぱいを必死な顔で飲んでいる、生まれて数日のワタシの写真が貼られていました。
覚えたてのひらがなで、"努力して立派な人になるように"と、名前の由来も書いてありました。
｢あぁ…そうだった。ワタシの名前には、"真実を貫き努力をして、佳い人になるように"って意味が込められてるんだった｣と、あまりにも自分に馴染みがありすぎて、つい忘れていたことを、作ったことすら憶えていなかった一冊のノートから思い出させて貰いました。
｢歳を重ねる内に色んなことが変わって、必死に楽しみを見つけることは、もうやめにしたけど、自分と向き合って、自分の納得のいく答えに辿り着くという努力は諦めなくて本当に良かった！
これからも自分の気持ちに嘘はつかずに、そして自分の心が求めていることに辿り着く努力は惜しまずに、上がり下がりしながらも、佳い日々を送れたら、それで良いよね。それだけでもう充分だよね｣と思えました。
他にも両親や弟、祖父母や親戚との何気ない日常を写した写真がたくさん貼ってありました。
どの写真も、みんな笑顔でワタシも笑顔で、｢そうだよね。いつもみんなからたくさん愛情をもらって育てて貰ったんだよね｣と、そのありがたさにも改めて気付きました。
子供が居ないことに対しても、｢両親はプレッシャーになるようなことは一度も言ってこないのに、ワタシが勝手にプレッシャーに感じていただけだよなぁ｣と、幼いワタシに今と変わらない優しい眼差しを送る両親の写真を見て、やっと冷静になれました。
自分がいつ死ぬかなんて誰にも分からないけど、とりあえず後悔はせずに、でも毎日必死に楽しもうとはせずに
ただ生きてみようと思います。
欲張らず、不貞腐れず、焦らず、淡々と粛々と、そしてたまにで良いから活き活きと。
生きている意味が分からなくなった時期もあったけど、なんとか乗り越えて、自分の納得のいく答えに辿り着けて本当に良かったです。
とにかく今日も明日も
ただ生きてみようと思います。
◆ワタシの自己紹介◆
・平成1桁生まれの午年
(ソレもうほぼ何年生まれか言ってるじゃん)
・パート勤めをしながら旦那氏とウーパールーパー&熱帯魚たちと楽しく暮らしています
・趣味：絵を描くこと(アナログ)/推し活(SE7ENさん、Snow Man 他)/読書(主にエッセイ)
・HSP(繊細さん)気質：人と接することが好きなHSEタイプ(非HSS型HSEまたは外向型HSPとも呼ばれています)
・Instagram：https://www.instagram.com/takaygi
最後まで読んでくださったみなさん、
本当にありがとうございます。
また更新します。
あにょ～！