「繊細さん」の幸せリスト【感想】 | そうだ ちょっと、休もう。

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HSP気質なワタシの日常

あにょにょ~!

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

私は最近、こちらの


HSP専門カウンセラー武田友紀さん著【今日も明日も「いいこと」がみつかる「繊細さん」の幸せリスト】を読了しましたので、今日はその感想を綴っていこうと思います。

こちらの本は以前から気になっていたのですが、あるきっかけが出来て、購入に至りました。

そのきっかけというのは、私の趣味である絵を描くことに関するきっかけなのですが、今年に入ってから「描きたい!」と思って描いても、思い通りに描けなかったり、途中で描きたい気持ちが冷めてしまったりと、絵を描く時間を楽しめずにモヤモヤしていたんです。

私は物心ついた頃からずっと絵を描いているのですが、これまでも何度か、絵を描くことから遠ざかっていたスランプのような時期はあったので、今回が初めてという訳ではないのですが、「もうこの先、絵を描きたい気持ちが湧かなくなっちゃったらどうしよう…」と、少し不安を感じていました。

そんな時にたまたまSNSで、絵を描く機会が減ったという方がこちらの本の要約を紹介されていたんです。その方が紹介されいた本の中の一文がとても心に響いて「私も一度読んでみたい!」と思い、すぐに購入しました。

武田友紀さんは冒頭でこの本のことを
【繊細な人が、繊細な感性で毎日の「いいこと」をキャッチし、めいっぱい幸せを味わえるようになる本です。】
と、ご説明されていました。
この一文を読んだだけで、すでに気持ちがワクワクして来ました♬

こちらの本は序章からはじまり、全6章に渡って「繊細さん」が感じる幸せ、「繊細さん」にだからこそぜひ感じて味わって欲しい幸せなどについて綴られています。

少しネタバレになってしまいますが、各章のタイトルだけご紹介させて頂きます。

【序章】
繊細さんってどんな人?

【第1章】
感じる幸せ

【第2章】
直感の幸せ

【第3章】
深く考える幸せ

【第4章】
表現の幸せ 

【第5章】
良心の幸せ

【第6章】
共感の幸せ


いつも本を読むときは冒頭から順に読んでいくタイプなのですが、今回は私が一番気になっていた、創作が止まった人に向けた内容についても綴られている【第4章】表現の幸せ から読んでみることにしました。

そこには私の抱えるモヤモヤに一致することが多々書かれていて、「なるほど、なるほど…うんうん…そうかも…」と、頷きながらじっくり読みました。

おそらく自分でも気が付かない内に、心のどこかで「上手に綺麗に描かなきゃ」「見てくれる人が楽しめるような構図にしなきゃ」「どうしてあの人みたいに上手に描けないんだろう?」など、ちょっとした背伸びが徐々に積もっていって、いつの間にか「描けない」「描いても楽しめない」になってしまっていたのかもなぁ…と、この本を読みながら自分自身を振り返ることが出来ました。

【第4章】を読み終えた後は、冒頭から順を追って読み進めていくことにしました。

実はこの本を読み始めた頃は、「絵を描きたい気持ちが湧かない」という悩み以外にも、「自分で作ったご飯を美味しいと感じない」「自分のことは後回しで仕事・家事に徹する」「SNSで自分の気持ちを発信する自信がない」など、「やらなきゃいけないこと」に追われて、「やりたいこと」にまで手が回らず、その結果、日常の中にときめきを感じられずにいたんです…。

でもこの本には、そんな忙しなく過ぎて行く日常の中にさえも隠れている、たくさんのワクワクやときめきや優しさを見つけられる・感じられるヒントがたくさん綴られていました。

武田友紀さんの綴る、優しく寄り添ってくれるような文章を通して、「この章に書かれている幸せのヒントは、私の日常の中に当てはめると、あの部分だな…♬」という感じに、ひとつひとつヒントを探っていく内に、胸の中にゆっくりと、忘れてしまっていたときめきが戻ってきて、じんわり広がり、それがポッと灯りになって、自分の心のエネルギーになっていくような感じがしました。

それで、半分くらいまで読み進めた頃、「あ…。なんだか絵が描きたいかも…!」「SNSに今のこのもどかしい自分の気持ちを素直に綴ってみようかなぁ」「今日は挑戦したことない料理を作ってみようかな」など、少しずつ心の中にワクワクが湧いて来ました。

そして、読了した頃には「最近絵を描いてもワクワクしなかったのは、今の画材でやりたい表現をやり尽くしたからかも…!別な画材で描いてみたいなぁ…。あ!あの画材だとあんな表現が出来そう!やってみたい…!!!」と、やっと長かったトンネルの出口が見えた感じがしました。「そうそう、このワクワク…!久しぶり!」と、思わず嬉しくてスキップしたくなっちゃいました。

それから「自分の本音」にも、前より素直に耳を傾けられるようになった気がします。以前は大好きな紅茶を1杯飲むのにさえも「いやいや夕飯の支度の方が優先だ…」と、後回しにしている内に、他にもやらなきゃいけない家事を思い出して、結局気づけば紅茶は戸棚の中に仕舞いっぱなしという感じだったんです。でも最近は「紅茶を飲んで元気チャージしたらご飯作るぞ~!」と、「自分の本音」をクリアした後で、次のミッションに向かうというスタイルが徐々に定着するようになって来ました。



さて、ここからはちょっと余談です。

私は武田友紀さんの執筆された本の中で、【「繊細さん」の本】と【「繊細さん」の知恵袋】という本も購入して既に読了しているのですが、もしもこれからこの2冊と一緒に、今回ご紹介した【「繊細さん」の幸せリスト】を併せて読みたいと思ってらっしゃる方には、ぜひとも 
①【「繊細さん」の本】
②【「繊細さん」の知恵袋】
③【「繊細さん」の幸せリスト】
この順番で読んで頂くことをオススメ致します♬

なぜこの順番がオススメなのか、実際にこの順番で読んだ私が感じたことを綴らせて頂きます。(あくまで超絶個人的な意見です)


①【「繊細さん」の本】

『「繊細さん」(HSP)とは何か?』について詳しく綴られた、言わば"「繊細さん」の取扱説明書"

⇒「繊細さん」について理解を深めることが出来て、自分の良さにたくさん気づけました。


②【「繊細さん」の知恵袋】

『こんな時「繊細さん」はどうしたら良い?』が盛り込まれた"「繊細さん」の攻略本"

⇒①で「繊細さん」の良さをたくさん知った上で今度は②で「攻略法」を知ることで、自分の気質と更に上手く付き合えるようになりました。


③【「繊細さん」の幸せリスト】

『日常の中にちりばめられた様々な"幸せ"を見つける・感じるためのヒント』が綴られた、"「繊細さん」が今より更に幸せになれる魔法の書"

⇒①②を通して自分の良さを知り、自分の気質と上手く付き合えるようになったので、そこから更に③を通して、より穏やかで幸せな毎日を送れるようになりました。

このような心のステップアップが自分の中に生まれたので、この3冊をこれから読む予定の方もぜひ一度、この順番で試しに読んでみてくださいね♬

ちなみに【「繊細さん」の本】と【「繊細さん」の知恵袋】を読んだ感想も過去に綴ってますので、よろしければそちらも参考にしてみてください。

▽【「繊細さん」の本】ブログ記事リンク



▽【「繊細さん」の知恵袋】ブログ記事リンク



なんだかまとまりのない文章になってしまいましたが、最後まで読んでくださったみなさん、本当にありがとうございます。

先ほども書きましたが、武田友紀さんの綴る文章は本当に優しくてやわらかで、気持ちが穏やかになるので、とってもオススメですよ♬ぜひみなさんも一度読んでみてくださいね!

それでは、みなさんも私も、明日も明後日も、心身ともに健康で幸せでありますように♬

あにょ~!