10
11
12
13
14
15
アップします。


店の外


時刻は深夜0時を過ぎてた。



タクシーが呼ばれ

松浦さんは助手席に‥‥


私達は後ろの席。



最近オープンした

会員制のクラブに行くって‥‥



え?!


クラブ?!


もう‥‥クラブって年じゃないんだけど‥‥。




男の人『大丈夫‥‥VIPルームって静かだよ?』



『‥‥あ、そうなんですね。』




ふふって笑うその彼の

優しい横顔



お酒もそんな強くないのか
赤くなった耳とか‥‥


綺麗な指とか‥‥


筋肉質な腕とか‥




気づいたらそんな事ばかり考えてる。




彼は彼で


こんな日に

私に出会ってしまったと


後から思う事になるなんて


この時は
思いもしなかっただろう。




私も



なんで彼だったのか

なんで私だったのか






月の綺麗な夜に



二人の男と

一人の女





恋が一気に絡まり合って

解けなくなるなんて‥‥




この時は
しらなかった。




誰も

何も