4年生に進級した。
クラスメートはほとんど変わらず居心地よかったし担任の女性先生も優しかった。
私の中で小学校4年生は学生時代で1番充実していたと思う。
なぜならば、小学校4年にして初めて学校の友達というものができたのだ。
そうなると、毎日、登校するのが楽しく休むことも徐々に無くなった。
その頃の私は、学校が終わると直ぐに家にランドセルを置き遊びに出掛けるほど活発になっていた。
無論、勉強は出来なかったが、その姿に両親は安堵したようである。
しかし、私の学校生活は長くは続かなかった。
5年生に進級した。クラスメートの大半が入れ替わりクラスに上手く馴染めなくってしまった。
さらに、4月下旬原因不明の病にかかり1週間休んでしまうことになった。
それから、休み癖が付いてしまう。
学校でも独りでいることが多くなり5月の下旬には不登校となった。
私は遠足も運動会も参加しなかった。
そして、5年生は年間で数十回しか登校していない。
だから、私の小5の記憶がない。
唯一ハッキリ覚えているのは、毎日、終業後担任の先生がトヨタのエスティマに乗って連絡帳を届けに来てくれるだけである。
私は先生と母やり取りを母の後ろに隠れ恥ずかしそうに覗くだけだ。
やはり、休んでいるという後ろめたさがあったのだろう。