映画『ミスト』を観る。


あらすじ


謎の霧(ミスト)発生。街を覆う

ミストの中にモンスターが?

スーパーに閉じ込められた人々

主人公の話を信じない弁護士とその一派脱出

(法律信者、ロジック主義者としての描写)

モンスターに殺される

スーパーの中の人々がモンスターの存在を認める

時間の経過とともに錯乱・狂乱

脱出派(現実、リベラル派)と閉じこもり派(保守派(宗教的、天罰思考))に割れる。

(銃文化と宗教観のほのめかし)

主人公脱出……も。

なんともいえないラスト。ええっ?はあぁぁ…。ていう。



感想

・いいとこ

外ロケ映画大好きな弊社でありますが、背景に変わり映えのない密室劇でありながら、退屈せずにすんなりラストまで観れた。人物描写が優れているんだなと。

密室と集団心理の狂気化の描写は、観ている間イライラしたんだけども、観終わって、このイライラ感がリアルでよかったんだと。製作者の思惑なんだなと。評価。

ストーリーの背景に漂わせたアメリカ社会の問題提起も押し付けがましくなくてよかった。いいさじ加減。

主人公の車がかっこよかった。最初フォードブロンコかと思ったらトヨタランクルていう。オプションパーツと色でああもアメ車らしくなるのかと。ほほぉ、と。


・ん?…なとこ

全体的に娯楽性が抑えられている。心理を描くためのツールとしてのモンスターの存在となっているところが娯楽性を欠いてしまったのかと。


モンスターの恐怖描写⇒それを見た人、口半開き。のシーンが何回かあるんだけど、

口半開き描写が長くね?早く動かないと危ねえだろ!と思った。全体的にとっさの一言の足りなさを感じた。


主人公の考えは間違っていないのであるが、行動と判断が100%の結果に結びつかない、という展開はよかったのであるが、もうちょっと成功しててもよかったんじゃないかなと。そうすればラストを引き立てたのでは。


これ見よがしのヒーローを作ろうと思えば出来たんだろうけど、それだと作品全体が安っぽくなるし、「人ってもともと異常な生き物だよ。そのために政治と宗教がある」てセリフが生きなくなるし…うーん、ここは仕方ないか。


サバイバルがスーパーの店内で終わってる。もっと早く脱出して外でのサバイバルがあってももよかったんじゃないかと。



んでラスト。これこそが娯楽性を抑えた代表描写なわけで。個人的には、ん?なんだけど。結局これが製作者側のはっきりした意思表示なんだよね。でもやっぱり客として言わせてもらえば、ん?だね。


総評

心理サスペンスホラーとカテゴライズ(カテゴライズのわりには3つも要素含んでるけど…)するならばいい作品なんじゃないかと。

ハチャメチャ感が好きな弊社には物足りなかった。




予告編

http://www.youtube.com/watch?v=ueNJUh3_pj4


宇多丸師匠ハスリング 2008.5.24(ネタバレなし)

http://www.tbsradio.jp/utamaru/cinema/index_2.html


宇多丸師匠ハスリング 2008.5.31(ネタバレあり)
http://www.tbsradio.jp/utamaru/2008/05/index_4.html

先日、新聞のラテ欄をなんとなく見ていたら、

『野田ともうします。 江口のりこ』

という文字を発見。




江口のりこって『時効警察』のサネイエさん役の人…顔のツクリが小さくて、無口で低くてよく通る声の女優さん。そんなイメージ。




興味を持ち、観てみたら…オモロいやんけ!





スコーンと落ちて大爆笑というワケではなく、じっくりと全体の雰囲気(キャラクターの持ち味、会話のテンポ、カメラワーク、演出等)で作り上げていく、総合的なコメディなのであるが、それがちゃんと出来てる。すげーっ。かっこいいーっ。ていう。








『野田ともうします』公式HP


シーズン2公開中です(無料)。よかったらどうぞ。

http://www.nhk.or.jp/aoyama-k/noda/

「ねぇ、フィーバーしたぁ?」

って今どき「フィーバー」とか言わねえから。な?

ま、女の子が言うとダサかわいい感じでイイんだけど。
ムリして話を合わせてくれてる気遣い感もイイんだけど。

結論
「フィーバー」は女子用語。萌え用語。
ジャンジャン使って下さい(冒頭のナンクセはとっくに忘却)。