カウンセリングステップ①
数回に分けて、カウンセリングステップについて言及します。
カウンセリングは「関係構築」「ヒアリング」「提案」「クロージング」の大きく4段階に分けられます。
関係構築は、初対面のクライアントに信頼してもらうための時間。
このステップをとばして、いくら画期的な提案をしても、クライアントには受け入れられません。
信頼する人から言われた提案と、そうでない場合で、クライアントの反応はまったく違います。
例えば、あまり好きでない部活動の先生に「走りこみが大事だから走りなさい」といくら言われても走る気にならない野球少年が、憧れのプロ野球選手に同じことを言われたらがんばって走りこむようになる、といった類のことです。
本人が嫌いな(受け入れ難い)内容でも、自発的に受け入れようとするベースを作ることが大前提です。
(一旦ヒアリングをとばして)提案は、カウンセリングに来たクライアントに、価値を提供する時間。
しかし、闇雲に提案をしても逆効果です。
クライアントの「現状」と「理想」を理解して、その理想に近づけるためにどうすべきかを、提案する必要があります。
ヒアリングは、その理解のための時間。
主にクライアントに話をしてもらう時間で、関係構築とオーバーラップするので、このフェーズも含めて信頼関係を強固にする必要があります。
表層的な内容だけでなく、深層的な内容まで確認し、それを受容することが重要です。
また、提案のフェーズも踏まえ、提案に際して必要な情報を積極的に聞き出すことも必要です。
そしてクロージングは、提案を踏まえたネクストアクションのコンセンサスを取る時間。
これがないとクライアントの問題解決の方針が曖昧になり、スピーディな問題解決を妨げます。
明日以降は、上記各フェーズについて、述べていこうと思います。