十六夜の渡辺です。
このたびの震災におかれましては、
ご自身並びに、身近な方は、
ご無事でおられましたでしょうか。
被災された方には、心からの、
哀悼とお見舞いを申し上げます。
このたびの震災におかれましては、
ご自身並びに、身近な方は、
ご無事でおられましたでしょうか。
被災された方には、心からの、
哀悼とお見舞いを申し上げます。
店内のご案内

1階カウンター席
目の前に焼き場があります。

庭のある部屋~8名
落ち着いた雰囲気の個室。小宴会にもいいですよ。

立待月~8名
天井、壁一面に並ぶ本格焼酎の数々を眺めながら落ち着いてお座り頂けます。当店人気NO.1のお席です。

寝待月~8名
中2階のお部屋になります。 ムードたっぷりでレトロなテレビ、ラヂオ、月の形のちゃぶ台で膝合わせながらダレヤメして下さい。

カップル席~3名
密着して座れます。大事な人とのゆっくりした語らいにどうぞ。

個室席の並び1~24名
各お部屋の仕切りを取り去り最大24名様対応出来るお部屋になります。
大規模なご宴会等にも対応可能なスペースです。

赤の部屋~4名
十六夜1階奥の個室になります。ゆっくり仲間とくつろぐのに最適なお部屋です。

二十六夜~6名
お仲間同士でお話に集中できる落ち着いた空間になっています。
お客様の評判も上々でオススメのお部屋です。
お勧めメニュー

カキと地鶏卵の野菜炒め 900円
オイスターソースと卵とカキの旨味がたまりません。

蛸の鍬(くわ)焼きポン酢バター 900円
農具のクワを鉄板代わりに使って焼物を 味わって頂きます。先人の知恵と工夫が生み出した個性的調理法です。北海道特産の蛸を是非熱々でお召し上がり下さい。

白金豚ロースの炭火焼丼 880円
当店厳選の上質なお肉にオリジナルの味付けでお召し上がり下さい。炭焼きの香りが最高です。

生ガキ盛合わせ 2640円
本日仕入れの2~3種を盛り合わせ。こだわりの牡蠣をアレンジした素材の味をご堪能いただけます。

白金豚ロースのモンゴル岩塩焼き 1200円
白金豚の旨さを生かすためにあえてモンゴル岩塩のみで 焼き上げました。

スペイン産イベリコ豚のカルビ炭火焼 1500円
世界一といわれる豚です。素材の旨さを最大限に出すために、余計な手は加えず素材の持つ旨さをご堪能下さい。

牡蠣の利尻昆布〆酒盗仕立て 1400円
炭床をお待ちいたします。昆布の焼いた香りがとても香ばしいです。

オイスターシューターセット 1400円
シングルシードの「カキえもん」は冬には凍る厚岸湖の寒さを乗り越える一方、湖の干満で地上に出たりもするそうです。そうやっていじめられて強く引き締まる貝柱が出来るんだそうです。十六夜オリジナルのソースと愛情込められたカキを是非お召し上がり下さい。
トマト大好き人間
夏といえば、プールや遊びでお腹をすかせて、
小学校から帰ってくると、
庭のトマトがおやつ代わりでした。
大工だった父が、
ビニールハウスをつくって、
ナスやトマトを育てていたのです。
洗うのが面倒なので、
服でこすってそままガブっ!
ただ、ただお腹が減っていたので、
青くても何でも構いません。
他に食べるものがないので、
食べていましたが、
美味しいと思ったことはありませんでした。
それでも、食べても、食べても、
きりのないくらいの大量のトマト。
職人気質がこうじて仕事をより好みし、
あまり働かない父のおかげで、
家計は、いつも火の車でした。
お金をかけずにお腹一杯になれるので、
父はその辺のことを考えてくれて
いたのかもしれません。
夏になると、
あの青臭い匂いを思い出します。
そして、大人になって、気づけば、
トマト大好き人間になっていました。
一年中、自宅の冷蔵庫には
海外ものを含めて、
色んなトマトが入っています。
かあちゃん
~~~~~~~~~~~~~~
気に入らない仕事はしないという、
まじめだけれど頑固な父。
代わりに、心臓の弱いお袋が
年中働きに出ていました。
旅館の皿洗いや、ふとん敷き。
秋には農家の手伝いもしていました。
そして、仕事を終わるのを、私は
いつも寂しい気持ちで待っていました。
時には、旅館の
大きなお風呂に入れてもらったり、
トラクターに乗せてもらったことも
ありましたが、楽しい気持ちより、
「早く、かあちゃんと帰りたい」。
そんなことばかり思っていました。
秋口には寒いトラクターの運転席で、
一人で、冷たくなったおにぎりを
かじっていたこともありました。
父は嫌いではありませんでしたが、
母の苦労を見ていて、
自然に思うようになりました。
「お金に困らない大人になろう。
それには商人にならなければ」
しかし、その後、
なぜか私はグレてしまいました…。
帰れるわけねえだろ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
飲食の仕事についた私は、
会社の看板を守るために、
親の死に目にも
会えないくらいの覚悟で働きました。
毎年、暮れになると、
お袋から電話がきます。
「今年の正月は帰れるのかい?」
それに対する私からの返事。
「帰れるわけねえだろ!」
その後、お袋も父も天国に行ってしまい、
今では、帰る故郷もなくなってしまいました。
もっと、そばにいてやれば良かったなと、
少し寂しい気がします。
今さら、遅いわ!
~~~~~~~~~~~~~~
そんなこともあって、最近は、
毎年、母の日が来るたび、
従業員には口を酸っぱくして言っています。
「電話一本でいいから入れろ!」
「バラの花、一本でいいからプレゼントしろ!」
あと、お正月には、
「一日でいいから実家に帰ってやれ!」
と言っています。
そんな私を、お袋は、
天国から「今さら、遅いわー!」と
突っ込んでいるかもしれません。
お味噌汁と出し巻き卵
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そんなに沢山の機会はなかったのですが、
身体が弱くなったお袋に、
お味噌汁や出し巻き卵をつくって
食べてもらったことがありました。
厨房のスタッフに美味しくて、
身体に良くなるコツを聞き、
自分なりにお袋の好みの味になるように
工夫しました。
「美味しいね」
いつも、そういいながら食べてくれたお袋。
本当に、ちっぽけですが、少しは、
親孝行になったのかなと思っています。
絶妙なトロトロ感
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
トマトが大好き渡辺栄(さかえ)ちゃん、
念願の一品が登場しました。
イタリア料理からヒントをもらった
新感覚のサラダが、現在、
美味しいものが大好きな女性に人気です。
色々と苦労の多い世の中ですが、
これで元気になって欲しいと願っています。
道内産のフルーツトマトと桃をサイコロに切り、
エキストラバージンオリーブオイルと
軽く塩コショウであえてシンプルにご提供。
角が取れた桃が、
絶妙なトロトロ感を演出。
スイーツ感覚でお召し上がりいただけます。
お客さまからは驚きの声が多数。
「はじめての味」「意外だけど美味しい~」。
味覚に鋭い方の美味しい笑顔を見ると、
食の仕事に携わるものとして、
とっても嬉しくなります。
これからも、
食とおもてなしの最前線には、
常に、アンテナを張り巡らし、
感動をご提供していくのが十六夜の使命です。

(写真はイメージです)
小学校から帰ってくると、
庭のトマトがおやつ代わりでした。
大工だった父が、
ビニールハウスをつくって、
ナスやトマトを育てていたのです。
洗うのが面倒なので、
服でこすってそままガブっ!
ただ、ただお腹が減っていたので、
青くても何でも構いません。
他に食べるものがないので、
食べていましたが、
美味しいと思ったことはありませんでした。
それでも、食べても、食べても、
きりのないくらいの大量のトマト。
職人気質がこうじて仕事をより好みし、
あまり働かない父のおかげで、
家計は、いつも火の車でした。
お金をかけずにお腹一杯になれるので、
父はその辺のことを考えてくれて
いたのかもしれません。
夏になると、
あの青臭い匂いを思い出します。
そして、大人になって、気づけば、
トマト大好き人間になっていました。
一年中、自宅の冷蔵庫には
海外ものを含めて、
色んなトマトが入っています。
かあちゃん
~~~~~~~~~~~~~~
気に入らない仕事はしないという、
まじめだけれど頑固な父。
代わりに、心臓の弱いお袋が
年中働きに出ていました。
旅館の皿洗いや、ふとん敷き。
秋には農家の手伝いもしていました。
そして、仕事を終わるのを、私は
いつも寂しい気持ちで待っていました。
時には、旅館の
大きなお風呂に入れてもらったり、
トラクターに乗せてもらったことも
ありましたが、楽しい気持ちより、
「早く、かあちゃんと帰りたい」。
そんなことばかり思っていました。
秋口には寒いトラクターの運転席で、
一人で、冷たくなったおにぎりを
かじっていたこともありました。
父は嫌いではありませんでしたが、
母の苦労を見ていて、
自然に思うようになりました。
「お金に困らない大人になろう。
それには商人にならなければ」
しかし、その後、
なぜか私はグレてしまいました…。
帰れるわけねえだろ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
飲食の仕事についた私は、
会社の看板を守るために、
親の死に目にも
会えないくらいの覚悟で働きました。
毎年、暮れになると、
お袋から電話がきます。
「今年の正月は帰れるのかい?」
それに対する私からの返事。
「帰れるわけねえだろ!」
その後、お袋も父も天国に行ってしまい、
今では、帰る故郷もなくなってしまいました。
もっと、そばにいてやれば良かったなと、
少し寂しい気がします。
今さら、遅いわ!
~~~~~~~~~~~~~~
そんなこともあって、最近は、
毎年、母の日が来るたび、
従業員には口を酸っぱくして言っています。
「電話一本でいいから入れろ!」
「バラの花、一本でいいからプレゼントしろ!」
あと、お正月には、
「一日でいいから実家に帰ってやれ!」
と言っています。
そんな私を、お袋は、
天国から「今さら、遅いわー!」と
突っ込んでいるかもしれません。
お味噌汁と出し巻き卵
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そんなに沢山の機会はなかったのですが、
身体が弱くなったお袋に、
お味噌汁や出し巻き卵をつくって
食べてもらったことがありました。
厨房のスタッフに美味しくて、
身体に良くなるコツを聞き、
自分なりにお袋の好みの味になるように
工夫しました。
「美味しいね」
いつも、そういいながら食べてくれたお袋。
本当に、ちっぽけですが、少しは、
親孝行になったのかなと思っています。
絶妙なトロトロ感
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
トマトが大好き渡辺栄(さかえ)ちゃん、
念願の一品が登場しました。
イタリア料理からヒントをもらった
新感覚のサラダが、現在、
美味しいものが大好きな女性に人気です。
色々と苦労の多い世の中ですが、
これで元気になって欲しいと願っています。
道内産のフルーツトマトと桃をサイコロに切り、
エキストラバージンオリーブオイルと
軽く塩コショウであえてシンプルにご提供。
角が取れた桃が、
絶妙なトロトロ感を演出。
スイーツ感覚でお召し上がりいただけます。
お客さまからは驚きの声が多数。
「はじめての味」「意外だけど美味しい~」。
味覚に鋭い方の美味しい笑顔を見ると、
食の仕事に携わるものとして、
とっても嬉しくなります。
これからも、
食とおもてなしの最前線には、
常に、アンテナを張り巡らし、
感動をご提供していくのが十六夜の使命です。

(写真はイメージです)