LINEのニュース欄で知ったこの本。
私が気になって借りてきましたが
表紙を見た瞬間、りんごレーダー反応!!
そのまま一気に読んでしまいました
私も読みましたが…とても面白かったです
公式の本紹介はコチラ↓(朝日新聞出版公式サイトより引用)
何も知らず刑務所の炊場(炊事工場)に飛び込んだ栄養士と、
料理初心者の男子受刑者たちの給食作り奮闘記!
――「クサいメシ」といわれているが本当にマズいの?
――刑務所のメシを作っているのは誰?
――どんなメニューが出るの?
などなどなど。
知られざる刑務所の食事情がついにベールを脱ぐ!
「クサいメシ」と言われる刑務所の給食。
実は作っているのは受刑者自身。
そんなことも知らずに、
日本一小さな男子刑務所で刑務所栄養士として
働くことになった著者を待っていたのは、
調理経験ほぼゼロの受刑者たち。
ふかしたジャガイモを冷ますために水をかけたり、
冷凍コロッケが次々と爆発したり、料理初心者たちが
真剣に取り組むあまりに起こる珍事件の数々。
現役刑務所栄養士である著者と受刑者たちは、
数々の失敗にも負けず、
刑務所給食を、少しでも健康的に、
少しでもおいしく、少しでも簡単に、
少しでもワクワクできるものにしようと試行錯誤を重ねてきた。
さあ、目ざすのは
「ムショラン、三ツ星獲得」だ!!
塀の中の問題が「炊場」を通して
うまく調理されています。少々甘口です。
――中島学さん(福山大学教授/元札幌矯正管区長)
ムショラン・レシピに「食べてみたいな」と思い、
エピソードに「人間みんなそうだよね」と共感しながら読むうちに、
実は、「食」が受刑者の更生にとって
重要な基盤となっていることに気づかされます。
――名執雅子さん(元法務省矯正局長)
ルビは振られていませんが、楽しく読める一冊です