↑の作家さんの作品をもっと読みたい!と言われたので
何冊かチョイスした中の一冊です
大人向けの作品なので、ルビは振られてはいませんが
この作家さんの文章が気に入ったのか、またもや一気読み!
爆速で読み切っていました
最後の方では、『あーー!そうなるかー!』とか
『なるほどーー』とか言いながら読んでいたので
相当面白かったんですね
あらすじはコチラ↓(小学館ホームページより引用)
さんずが死にきれない者の背中に忍び寄る
彼らは三途の川の渡し守ーーー
自殺幇助業者<さんず>が死にきれない者たちの背中にそっと忍び寄る。第13回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家・降田天が描く限界突破ミステリー。生きづらさを抱える人々の背景にある壮絶なドラマを抉り出す。
(ストーリー)
<さんず>の専用ホームページに出てくる二つのコース、「よりそいプラン」と「もろともプラン」。申し込みの際、いずれかのプランを選ぶと<さんず>に導かれ、思いがけない結末へと誘われる。
●店長のパワハラ・セクハラに心を壊されたコンビニ店員の末路は●刑務所に収監されている男を思い続ける女の選んだ道は●ある富豪から蝶のコレクションの譲渡先を見つけて欲しいと依頼が入り・・・●さびれた居酒屋店主が借金を苦に・・・・●赴任先の学校で、上司の玩具にされた女性教師が追い詰められて・・・・連作短編全5篇。
死を望む者の最後の砦<さんず>を通して、生きることの意味を問う。
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
「このミス」大賞受賞、推理作家協会賞受賞など数々の受賞歴で大注目の作家・降田天氏が満を持して世に送り出す限界突破ミステリー。数々のミステリー作品を発表してきた降田氏が、今回テーマに掲げたのは「自ら死を望む人」。冒頭からちりばめられた伏線と最終話で明かされる<さんず>の真実。読み出したら止まらないこと必至!是非ご覧ください。
ちなみに、降田天さんと、東川篤哉さんのお二人が
娘の、この夏特にハマった作家さんです
娘がハマった東川篤哉さんの作品↓
の感想
降田天さんの文章は、暴力的な文章の背景に人の悲しみや嬉しさが秘められているし、とても読み応えがあり、好きです
スガと最終章との繋がりに気付き、とても驚きました。
そんな奇跡があるのか!とも思いました
最終章で依頼人に対して、暴言を吐くスガがとても印象的でした。