東日本大震災から12年。
りんごも、福島での原発事故後の対応に対して
どんな状況だったのか興味が出てきたようなので
文章だけでなくマンガならでは絵から訴えかけられることも多いのではないかと、こちらをチョイス。
私も一緒に読みましたが
圧倒的な臨場感と情報量の多さに感動!!
本当にリアルでした!読んでみて良かった
内容が福島第一原子力発電所内での労働記なので
勿論、シリアスな場面もあります。
しかし、二巻の途中(第十一話)からの
登場人物達の1F外でのお話にも興味深かったです
今現在(2023年)とは、かなり状況が違うかもしれませんが、2011年~2015年9月頃までの竜田さんがハローワークで仕事探しをするところから、1Fで作業しながら執筆活動をされていた際の様々な実情が、非常に分かりやすく描かれていて、現場で作業をされている方々の苦労やどんなことを感じているのかがひしひしと伝わってきました。
人が傷ついて痛々しい場面等は無いので
福島第一原子力発電所の事故後の状況について
興味のある方は一度読んでみて!とオススメしたくなる作品です。
の感想
働いている人々は意外と
『普通な人』がたくさんいて、驚きました
働いている現場の様子や、人々の様子の説明が
とても細かくて分かりやすかったです
色々な事件(男の人の背中に正体不明の大きな傷があったり、勤務後、着用していたゴム手袋から汗が噴き出したり
等)があるんだな
とも思いました
この漫画の時点では『やっぱり福島はまだ回復できていないんだな』と思いました。
原発事故の被害の大きさ、重大さを思い知らされました