ご存知の方も多いと思いますが
特定の個人の成功体験ではなく、教育経済学の研究者が
大規模なデータを分析した結果から導きだした「効果的な教育法」
を詳しく紹介している本です。
そして、『学力の経済学』を
分かりやすいエピソードと共に
まんがで紹介しているのが、本書ですね。
グラフやデータの掲載は殆どありませんが
その代わり、マンガ(絵)で視覚的に分かりやすく
解説されているので、とても読みやすいですよ
個人的に印象的だったのは
成績のいい友だちがいることは
必ずしも我が子の成績向上につながらない
いい影響を受けるのは上位層だけ
「成績のいい子」と一緒にいさえすればいいは間違い
1人の問題児によって、他の児童が新たな問題行動を起こす確率は17%も高くなると推計されている
です。
理由まで併せて読むと、納得できました
ちなみに、いちごはこの本をいつの間にか読んでいて
本を閉じる際、『よし!勉強、頑張ろう』
と呟いておりました