ハリウッドで成功を収めていた脚本家であるDalton Trumboは、共産主義者であったがゆえに、赤狩りの標的とされ、映画界から追放されてしまいます。
そんなトランボの映画にかける思いと、家族への愛が描かれた作品です
この映画のなかに、名作
ローマの休日の有名なシーン
が出てきますが、何度見ても素敵
以下、少しネタバレと感想。
自分の名前を表に出すことができないトランボは、以前とは比べものにならないほど安い金額で、映画の脚本を引き受けます。(もちろん自分の名前を伏せて世間に発表)
映画への情熱とともに、家族とのシーンもたくさん描かれています。
are you a communist?
is that against the law?
パパって共産党員なの?
それって違法なの?
と無邪気に娘に問われる父はどんな思いなのかなとか考えさせられたり。
ローマの休日がアカデミー脚本賞を受賞した際には(もちろんトランボの名前は世間に出ておらず、Ian McLellan Hunterが受賞したことになっている)
that's you dad!
と娘が喜んでるシーンも微笑ましい
(Robert Richの名でThe Brave Oneも受賞!)
娘の誕生日に、お祝いよりも執筆に夢中になってしまうトランボの姿には、家族思いだったはずなのにあれ?と思ったりしましたが笑
常にトランボの味方であり、支えてくれる理想の奥様に拍手
そして、なんといっても、新しい映画 "Exodus"の批評?がNew York Timesの表紙に載ったこと!そこにはトランボの名前が
ほんと素敵な粋なクリスマスプレゼント
2016年夏に日本公開みたいです!
まだまだ先ですが
