
5月13日にセカンドアルバム『A.B.Sea Market』を発売し、30日からはアルバムを引っ提げて『A.B.C-Z Early summer concert』を東京・大阪で開催するA.B.C-Z。昨年に発売されたファーストアルバム『from ABC to Z』はJr.時代の曲を多く含んでいたため、実質的には今回が初のオリジナルアルバムとなります。「duet」2015年6月号(ホーム社)では、アルバム制作の裏話と、30日から始まるコンサートの演出やグッズについて、メンバーがちょっとだけネタばらししています。
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まずはアルバムについて。今回は5人全員のソロ曲が収録されており、橋本良亮のソロ曲は自身で作詞も手掛けたのだとか。とはいっても、なかなか仕上がらず、できあがったのは締め切り当日の朝。スタッフに「ムリなら作家さんに頼む」と散々脅されながら書き上げた苦心の作のようです。実際の歌詞を見てみると、「僕の心に迷い込んだシンデレラ」「僕の姫になってはくれないかな?」などのあま~い言葉が並んでいますが、本人いわく「カッコよさよりも、みんながハッピーになれる曲を目指したから、おとぎ話のような世界を楽しんでほしい」とのこと。橋本ファンはキュンキュンすることうけあいです。
一方、「アルバムに収録するダンスチューンの最終候補に残ったものの、選ばれなかった曲」を自身のソロ曲にしたいと直訴したのが、五関晃一。A.B.C-Zの振り付けを担当することも多い彼は、「この曲が好きだったし、踊っているところもイメージできたから」とお気に入りのようですが、実はこの曲にはラップのような難関パートが! 「最初は『ラップしてるよ、オレ!』ってテレちゃってたけど、頑張って歌いました(笑)」(「POTATO」2015年6月号、学研パブリッシング)と五関にしてはかなりの“攻めた曲”になったよう。曲の構成上、コンサートで一人で歌うことは難しいらしく、「メンバーかJr.とコラボするのもいいかな…」と構想中のよう。貴重な五関のラップシーンがどういった演出で披露されるのか、コンサートでの注目ポイントになりそうです。
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また、河合郁人が明かしたところによると、今回のコンサートの総合演出を河合、アクロバットの構成を塚田僚一が担当し、振り付けは五関、グッズのプロデュースは橋本、演出で使う映像を戸塚祥太が担当しているそう。戸塚は「今回のコンサートで『ボクラ~LOVE&PEACE~』を進化させたいんだよね。(略)たとえばだけど、映像とかの演出から入って、あの曲のイントロが鳴り始めたら、鳥肌が立つくらいの感動を生み出せるんじゃないか…」とすでにインタビューの時点でイメージが膨らんでいるよう。グループにおけるお笑い担当の河合は、ソロ曲「未来は明るいかい?」におけるSMAP木村拓哉のモノマネを、他の人のモノマネに差し替えようと思案中なのだとか。戸塚がしっとりとした演出を、河合はファンを楽しませる演出を考えており、メリハリついたコンサートが期待できそうです。塚田も、自身にそっくりな顔と筋肉ムキムキなワガママボディを持つ「塚☆リカちゃん」、極小マントを背負う塚田の兄「塚だぁくねす」にコンサート出演をオファーしているようで、「ふたりとも『スケジュール調整しとく』って言ってたから、たぶん来てくれるはず!」と自信満々。あの独特な世界を彩る役者がそろったというところでしょうか……。
そして、ファンが恐怖を抱きながらも楽しみにしているのが、コンサートグッズ。A.B.C-Zのグッズといえば、昨年のツアー『A.B.C-Z Summer Concert 2014“Legend”』で、メリケンサックにしか見えないペンライトや、繋がり眉毛・赤鼻・頬に花丸ととことんふざけた河合のうちわ、持っているだけで困惑する塚田の顔が描かれた「塚ちゃん消しゴム喜怒哀楽(4個セット)」を発売し、まさに「Legend=伝説」となりました。グッズ担当の橋本は、「(グッズは)何にしようか考え中だけど、とっつー発案の“塚ちゃん消しゴム”第二弾は出したいと思ってる!」と力強く宣言。今年もコンサート初日には、ネット上にユニークなコンサートグッズの情報と困惑するファンの声があふれそうですね。
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ファンはもちろん、メンバー自身も楽しみにしている今回のツアー。本人たちが演出やグッズに積極的にかかわっているだけに、いまのA.B.C-Zの魅力がぎっしり詰まったコンサートになりそうです。
