手越祐也(NEWS)


「やっとサッカー界に恩返しができる」

12月6日から16日まで開催された『FIFA Club World Cup Japan 2012 presented by TOYOTA』。南米王者ブラジルのコリンチャンスが優勝して幕を閉じたが、世界に30万ほどあるといわれているサッカークラブの中から、それぞれの大陸を勝ち抜いたトップクラスのクラブチームが、世界一を目指し、日本で激戦を繰り広げたのだから、盛り上がらないわけがない!


それはさておき、この大会は、日本テレビが独占中継権を持ち、番組『FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2012』を放送したのだが、このメーンキャスターを務めたのが、NEWS手越祐也。サッカー歴は20年、日本代表の内田篤人選手と親交があり、今でもフットサルなどを楽しんでいる彼にとってこの仕事は、願ったり叶ったりの、のどから手が出るほどほしかった仕事なのだ。


メーンキャスター抜擢直後のインタビューでも、感情がほとばしっている。「もう、めちゃうれしいです。いろんな番組とかでもサッカーのことしかなかなか話すことができなかったり、取材を受けて“近況は?”って言われても、サッカーしかなくて、『またか』という顔されて、サッカー中心の生活なので……。負けず嫌いとかチームワークとか、体力とか、小さい頃のサッカーが基盤になっている。サッカーにどんな形でも恩返しすることが僕の目標なので、あまり興味のない女性とかに、魅力を伝えることができたらサッカー界に恩返しができるので、できることをしたい」と熱く語る手越。


たしかに名誉なことではあるが、「やっとサッカー界に恩返しができる」という発言が、どこまでも上から目線で手越らしいと言えば手越らしい。この勢いからすると、ぶっちゃけ狙っているのは、ブラジルワールドカップのキャスターか、はたまた帯番組のスポーツキャスターか?