
さて長期に渡りアレコレ投げ倒してみたタトゥーラCTーRインプレ後半です
今度は 新品フロロを スプール9.5割埋めでいろんな物を投げてみた その結果…

まさかのリアルジョイクロが釣れるって言う珍事


この日は水中が急激に秋っぽくなっていて 微ターンもありきでいい水悪い水がハッキリクッキリモッコリ
悪い所にはなぁ~んもいない… いい水の所にはメダカクラスからジョイクロや鯉、ヘラまでがゾロゾロ
しまいにゃ 単独で悠々と泳ぐ すんごい体高したドデカイラージまで現れる始末

あんた今までどこにおったん?
もちのろん そんな個体からは完全激無視ノールックシカトの放置プレイに昇天(T-T)
多分あぁ言うのがヘラ師が掛けたジャミとかにうっかり食いついて釣られちゃうんだろうな~と考察…
所でいい水悪い水ってなんだろう?
実はこれ、湖やフィールドを数値化すると より分かりやすくなり いいエリアが見えやすくなる
よくバスって魚はベイト基準で語られる、ベイトが沢山いるから…ベイトが何m付近にいるから…
では、ベイトは何故そこにいるのだろう?
答えは実にシンプル 水がいいから♪

じゃあ、水がいいって何?何がいいの?地下鉄はどっから入ったの?鉄の塊の飛行機は何故飛ぶの?政務活動費っているの?
酸素を消費して生きる人も魚も空気の悪い所にはいたくないのです、中国の大気は…
陸上の空気中に含まれる酸素の量は 209mg/1L、人間はこの80%程を摂取して生きている
これが水中(溶存酸素量)になると まぁ温度や気圧によって変化はあるものの 純水1気圧基準で水深との関係は おおよそ下記の通り
0m → 15mg弱(/1L)
10m → 11
15m → 10
20m → 9
25m → 8
30m → 7
当たり前ながら激少ない

因みに亀山湖基準で考えてみると(笑) 微生物やプランクトン始め多数の酸素消費者がいるので更に2~3数値は下がる
魚に取って良好と言える生活環境は 約6前後で魚種にもよるがデッドラインは約3
バスや鯉はしぶとくも1、フナ系は結構丈夫な0.6、虹鱒は流石に7がデッドライン
ワカサギパターンの夏にヨロヨロと浮いてくる彼らは約5で死亡
これから亀山で放流される虹鱒 つまりこいつがいるエリアは7以上の溶存酸素があるので レンジとエリアは要チェック

さて上の数値表を見ると…アレ?結構深いとこにも行けんじゃん♪ なんて思えるが
深いとこにはベイトどころか魚がいない…何故だろう、そこには太陽光が関係してくるのです
酸素を作り出す物、それは陸上でも水中でも植物又は植物プランクトンのみ
酸素を作り出す為には二酸化炭素、それと太陽光で光合成という作業をして酸素を作り出してくれる
給料が貰える訳でもなんの恩恵もないのに…誰に誉められる事もないのにである、何とも涙ぐましい縁の下、俺ならやってられない

太陽光が無い夕方~夜間、酸素の供給が止まると水中では二酸化炭素が増え それに伴いph値も酸性方向に上がる
そして朝日が射すと…植物プランクトン、水草が活発に光合成を始め 再び酸素を供給 そしてph変化
すると動物プランクトンはご飯の時間に動き出す♪それを食しに小魚が…それを狙いに…
これがいわゆる朝マズメ、モーニングサービスの原理なのです

って事は…朝一は早く日の射す付近を

水草の少ないリザーバー等は 溶存酸素の多い水がどこにどう流れているのか、ボディーウォーターの存在も重要
しかぁーし!とっても厄介なのが秋の台風、この大風が湖の深水層を上下撹拌し ディープの温度を上昇させ 深水層まで酸素を供給
琵琶湖では 実に40mオーバーの深海まで 台風や大風で温度変化が起きている事実
そして…それに伴う 例の あのターンオーバーって奴ね

お陰で魚君達はより深い場所まで生活圏を拡大、広範囲に動き回れるように…いわゆる秋、この時期にフィールドを難しくさせる要因で 別名言い訳とも言う(笑)
それでも やはり頼るべきは太陽光、亀山でそこそこの水ならば太陽光の恩恵を受けられるボーダーライン…それが7m
湖に出て魚探の画面を覗いてごらんなさい、どうです 7mの上下辺りが…なんだかザワついていません?(  ̄▽ ̄)
その日は ボーダーラインの上を釣るのか 下を釣るのか、それともシャローで撃ち死にするのか

そして大風の日、風下の岸際は溶存酸素量が激的に上がるっていう事実…風が吹いたらスピナーベイト


え~と…なんの話しでしたっけ

つまりはね タトゥーラのインプレどこいったんだ!! って話しでした(^_^;)