先日、某バス釣り団体よりこんなお知らせがありました




JBクラシック開催地募集のお知らせ》

来季よりあなたのホームレイクにジャパンスーパーバスクラシックがやってきます!

JBでは来季より減少傾向にある釣り人の増加や地方活性化を目標にクラシックを少人数制で開催します。
会場が小さく観覧が困難な場所でもDVDやテレビ放送を各社に依頼し展開していきます。

つきましては下記の通りクラシックの開催候補地の情報を募集しております。


1、小さくてもOK! 約20艇の船が浮かべられる河川
2、エレキのみ使用可の河川でもOK!
3、地域の活性化につながり自治体等が開催を歓迎していただける地域







と、まぁ読んでの通り 今年又又又河口湖で開催されたクラシックの次期開催地を公に募集しますという内容

かつては東西4日間に及ぶ戦いを繰り広げ 優勝賞金500万ビックリマーク  フルリグのバスボにハワイ旅行と、スポンサー確保に帆走する今では考えられない規模とスケールでの開催だった…

今では放流された魚を2日間ネチネチと細切りポークで釣りまくるっていう

これはこれで確かに細かな技術やスキル、戦略やメンタルも必要なのだろうけど

果たしてこの戦いを、グチコがホームのアングラーならいざ知れず、日頃ナチュラルフィールドに通うアングラーが見たいと思うだろうか?

賛否両論あるだろうが  少なくとも自分は見たいとは思わない汗


なぜなら 各地で名を馳せた有名プロや手捏ねアングラーが集まるクラシックという大会で自分が見たいのは 、誰がいちばん強いのかではなく この時期の魚を いかにして攻略し、どんな激烈に強いパターンを持っていたか

そしてそのカードを持っていたのは誰なのか  って所に他ならない

欲を言えば、その激烈パターンを自分の通うフィールドで試してみたいと思ってしまうが

ワーム禁止…大量放流のブタバス…他県産大型フロリダ    こんな湖が他にあるかっつうのあせる


これが同じワーム禁止でも  放流魚の絡まない芦ノ湖のハード合戦とかならまだ楽しめる、まぁ結局スモラバ合戦にはなっちゃうんだろうけど


ただこの“クラシック”はただの釣り試合ではなく、丘では各々メーカーによるブースが各所広げられ  イベントやら大会やらが随所で繰り広げられ、お祭りのような側面も持ち合わせているのは確かで

そもそも地元ロコを含めたオールスター的な要素が強かった“クラシック”は、真剣に魚釣り…というよりは

バスフィッシングの普及と地域活性化に重きを置いている、河口湖のような沢山の駐車場含めた大きなイベント広場の確保

そのうえ丘釣りもそこいらで出来、同時に地元観光産業も楽しめ、一見さんがフラりと訪れて『なんだ、バス釣りって楽しいじゃん♪』

と思わせるような環境、しかもリリ禁や認定魚問題をクリアしているフィールド となると…


他にどこ?(^_^;)


これが今の日本の現実汗これはしょうがないよ、だって小池のオバハンがバスを外来魚指定し、その後各地でリリ禁となった時

しょうがない…と早々と諦め 受け入れてしまった大型団体と名だたるプロの方々 、プロデュース商品の販売促進と自分達の足元の土台を固めるのに必死だったんだもんね


それが今頃になって土台どころかその下の地面が…根幹が、屋台骨がグラつきはじめてるっていう


冒頭の文言にもあるように、来年からはキャパは半分の20艇、レンタルボート、エレキオンリーのフィールドでもいいよ♪   もはやなりふりかまってらんないんだよ!!

っていう危機宣言に聞こえなくもない汗



個人的には『 亀山ダム 』で、紅葉クルーズが始まる前辺りで開催して欲しい

秋真っ只中のデカイ奴が釣りにくいこの時期に、メジャーレイクのテクニカルフィールドで果たして釣り旨達がどんな釣りでハメてくれるのか

又、その釣り方は他のリザーバーやナチュラルフィールドでも参考になるはず

なんなら当日は釣り関連ブースは勿論 B級グルメGPや肉フェスタなんかの同時開催に特産品ゲット大ビンゴ大会


柳島あたりでは貝殻ビキニで踊るKDM48なんかのライブ、そして勝った人が脱ぐジャンケン総選挙ドキドキ  

勿論チラシや看板には“ポロリもあるよラブラブ”はお約束


なんなら北島康介くんが湖の真ん中をバタフライあたりで横断してくれると盛り上がる

欲を言えば林道を利用してのWRCラリーやドリフトのD1も呼んでしまおう

更には自衛隊の全面協力のもと  松下ボートさんあたりから戦車でブッ放し、放った120㎜砲弾は湖を そして島を軽々と飛び越え 、 対岸に高々とそびえる温泉ホテルなんかを破壊してみるとその迫力にヤンヤヤンヤの大歓声だねアップ


極めつけは湖に6匹だけ放した、金色のタグのついたバスを釣ったら100万円企画キラキラ

何故6匹か…金色のタグにはボート屋さんの名前が各々書いてある、つまり…期間中ボート屋さんは戦々恐々でイベントどころではない(笑)

恐らく湖岸にズラリとライトリグ軍団が並ぶのが目に浮かぶ、その沖を康介殿がバタフライで優雅に横切ってゆく、ホテル下の枡護岸でクイックターンなんか決めて、その上ではホテルが大爆発

もうね 湖上のトッププロも釣りどころでは無い、おぉ~~!!なんて拍手喝采  勝負そっちのけで金タグのバスを狙う、7本リミットのうち6本金タグで600万だからね(笑)

こうなるともうクラシックなんてどうでもよくなりそうだけど汗


クラシック2日間の締めは花火を打ち上げ  来年の開催も固く約束し成功と健闘を讃え会う、最後は勿論ゴミはひとつも落ちてない…事を祈る(^_^;)


ここまでできれば来年からはスポンサー様がわんさと約束されたも同然、TV各局の中継だって入るな、そうなるとその経済効果は計り知れない

その上バスフィッシングだって見直され、再びキムタク辺りが“やっぱバスフィッシングって最高ッス”なんて言い出す事もないとも言えなくも無くも無いかも知れなくもない

糸井重里は別にどうでもいいんだが…



こんな感じで来年のクラシックはどうだろう?  きっと  トキタボートの若旦那トモ君が率先してやってくれるに違いない(笑)


そうすべて丸投げして本日のブログは幕を閉じるのであった(^_^;)