
昨日は母の13回忌でした
早いものでもうそんなに経つのかぁ‥と
生前、旅行等の準備を一週間前には全て済ませ“旅行用荷物”と札をぶら下げ部屋の隅に置いておくような 真面目を絵に書いたような人間でした(^_^;)
その一方で 今までなんの携わりもない宅地建物取引‥いわゆる宅建の免許取得に、50歳からチャレンジし 3年目にやっと合格したり

やはり50過ぎから車の免許取得にも挑み‥合格し 免許を貰ったその日に
親戚の車をもらいに幕張まで行き そのまま貰い受けた車を運転し、湾岸から首都高に乗り、都内の自宅まで8時間かけて帰り‥家族を心配させたり

因みに車は、真っ赤なカリーナGT2ドアクーペハードトップ(笑)
趣味はやはり四十後半から始めたゴルフと早朝の一人ドライブと クソ真面目な反面、ナカナカ肝の座った そしてアクティブなチャレンジャーの一面も持つという
時折、その行動力に“すげぇな

そんな母が余命3ヶ月と医師から家族に伝えられ‥
日頃から 余命宣告ウンヌンは正直に伝える‥と家族で話していた事もあり 迷った挙げ句 本人にも伝えたものの‥やはり余命3ヶ月とは言えなかった

残りの日々を気丈に 身の回りの整理と‥自分の靴下の場所もわからない父の為に タンスの引き出し1つ1つからカラーボックスまで全てにネームタグを貼り
身内、知り合い、恩師 お世話になった方々全てに手紙を出し‥54歳で他界
ちょっと悔しい‥と 最後涙ながらに呟いた母の言葉が 今も忘れられない
迷惑ばっかりかけ ろくに親孝行も出来ないまま 孫も抱かせてやれなかった‥
自分は年々歳を重ねるのに 母は54歳で時は止まり やがて母の年齢に追いつき、追い越していく
親の年齢を追い越すという、なんだか不思議な気持ち
母が亡くなった時と同じ年齢に自分がなった時‥初めて母の本当の気持ち 考え、想いがわかるような気がします
アナタは幸せだったのでしょうか‥
今の俺は誉めて貰えるだろうか‥
少なくとも自分は アナタの息子で良かったと、心から思う
さだまさし なら‥ここで1曲出来そうな勢いである
今“人間の証明”のテーマが頭の中に流れてきたので、この辺でエンディングにしよう‥