ご訪問頂いただき、ありがとうございます。
も用途に応じて
パリから電車で揺られること1時間半。
友人のコンサートを鑑賞する為、
ロワール地方のblois(ブロワ)に行って来ました。
その途中で、感動の晩秋の風景と出会いましたので、
今日は、ロワール地方の町からの写真を
シェアいたします
ブロワ駅。とにかく清潔感に溢れていて綺麗
朝9時半ごろ、辺りに立ち込める靄(もや)。
ブロワはロワールのお城巡りのリストにも
ありますが、私たちが想像するお城の華やかさの
意味においては、一見とてもシンプルで、
地味な印象です。
でも、その歴史を紐解くと、
現在のフランス🇫🇷に至るまで、
この場所がどれだけ
重要な役割を果たして来たかが
分かります。
今回の旅を共にした友人の1人が、
フランス公認のガイドをしていて、
コンサートの帰り道で、ブロワの歴史について、
簡単に説明をしてくれました。
ブロワの街が、彼女の人生の転機になった
きっかけというのですから、
並々ならない響きです。
[ざっくりすぎるブロワの説明]
①ブロワはかつて、フランスの
王国政治の拠点、首都であった。
②狂気王と呼ばれたシャルル6世が
この場所を気に入り居城にした事で有名。
③イギリスとの百年戦争時代の政治が動かされた場所。
④ジャンヌダルクがオルレアンからイギリスに対して軍を出発させる前に、このブロワ城で、
[ランスの大司教から]祝福を受けた。
駅からお城までは徒歩7分。
大通りから横目に見える
黄金の紅葉に誘われ、
階段を上がっていきます。
お散歩途中でしょうか。
マダムがベンチに腰掛けられ、
その風景がまた絵になる場所です。
静かにゆっくりと
時間が流れていました。
青い空、太陽
11月の雨続きの予報の中の
幸運な1日でした。
おー、それらしき建物が見えてきました。
ミニチュア林檎みたい！
鳥が一生懸命摘んでいます。
左のツーリストインフォメーションは
10時から。そして、この時９時52分。
通り過ぎて、前方右側、お城の方向に向かいます。
お城に到着です。
後でフランス人の友達に聞いたのですが、
ブロワは、白い石がとても美しい街なのだそうです。
そう言われて見れば、古い街並みなのに
建物に独特な新しさを感じる所以なのか、、、
と思い至りました。
澄んだ空気に、美しく手入れされた建物の白。
程よく視界に収まるロワール川に抱かれた
小さくも、大きな歴史のページを担う古都は
どことなくノスタルジックな感傷に浸る街です。
たまたま遭遇した
ブロワのマルシェです。
そこで、なんと！
日本人の方が経営するお店があったのです！
そして、
コンサートに向かう私達なのに、
会場に到着するまで、
マルシェの野菜で荷物が大変なことに、、
ここに訪れてくださる皆様なら、
容易に想像して頂ける光景かと、、、
ここでヤバいスイッチが入ってしまいました
重い袋を提げながら、時間ギリギリまで
古都を巡りました。
ロワール川まで下りてきたら、
胸がいっぱいに。。。
なんだか、故郷で見た景色に似てる、、、
橋が錦帯橋に見えてきて、、、
思わず、帰宅して両親や
故郷の友達に送った写真たちです。
思いがけない心の旅となりました。
コンサートの風景がお届け出来ず残念ですが、
ピアニストの友人を日本人として、誇りに思います。
長年の交流を経て、ブロワの街の皆さんとの
交流を深められた様子が伝わってくる、
心温かい、素晴らしいコンサートでした。
一生の思い出になる感動の一日でした。
今日も最後までお付き合い下さり、
ありがとうございました。
また新しい1週間が始まりましたね！
皆様もお身体に気をつけて
どうかご無理のありませんよう、
暖かくお過ごしくださいね。
ボンジョルネ〜
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